ジョージ・ハリスン、公式展覧会が日本初上陸

ジョージ・ハリスンの展覧会＜ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展＞が、ジョージの生誕75周年を記念して、2月17日（土）から3月11日（日）まで東京・渋谷の8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Galleryにて開催される。

◆＜アイ・ミー・マイン展＞関連画像

ロサンゼルスやロンドンでの開催に続いて日本に上陸する＜アイ・ミー・マイン展＞は、妻オリヴィアの全面的な協力のもと、未発表曲の作詞原稿や貴重なプライベート写真といった資料が一堂に会する展覧会だ。ジョージ・ハリスンのオフィシャル展覧会が日本で開かれるのは、今回が初めてとなる。

東京会場では、オリヴィア・ハリスン監修のもと忠実に復刻されたジョージ手書きの作詞原稿や、ハリスン・ファミリー秘蔵のプライベート写真が日本初公開されるほか、特別企画として彼がザ・ビートルズ時代に着用した衣装、手書きのコードメモ、手紙なども展示されるという。

展示される作詞原稿は、展覧会のタイトルにもなっている「I Me Mine」をはじめ、「While My Guitar Gently Weeps」「Here Comes the Sun」などビートルズ時代の代表曲から、「My Sweet Lord」「All Things Must Pass」など解散後の楽曲までを含む22点だ。2017年にその存在が明らかになり話題を呼んだ、リンゴ・スターについて書かれた未発表曲「Hey Ringo」もお目見えする。原稿には歌詞にまつわる自身の解説も添えられ、その筆跡とともにそれぞれの楽曲の創作過程をたどることができる。



また、全11点のプライベート写真の中には、幼少時代やザ・ビートルズとしてデビューする前の秘蔵写真も。そして日本特別企画では、事実上ビートルズの最後のライブとなった“ルーフトップ・コンサート”で着用されたマリー・クワント製のフェイク・ファーのコートや、アビイ・ロード・スタジオでのレコーディングで書かれた直筆のコードメモをはじめ、手紙、直筆サインなどの貴重な品々が展示される。

▲展示写真：ドイツ、ハンブルグにて

▲アップル屋上ライブで着用したコート

このほか、会場併設のショップでは、全世界限定75点となる作詞原稿「I Me Mine」のプリント額やオリヴィア撮影によるジョージの写真額、リンゴ・スターが撮影したザ・ビートルズ／メンバーの写真額などの販売を実施。展示される作詞原稿や家族写真の精彩な図版を含む書籍『アイ・ミー・マイン増補版』も販売され、購入者には日本限定の展覧会ポスターとトートバッグがプレゼントされる。

▲書籍『アイ・ミー・マイン増補版』

＜ジョージ・ハリスン アイ・ミー・マイン展＞の前売りチケットは、「ザ・ビートルズ・クラブ」公式サイト内の特設ページで発売中。なお、ジョージの75回目の誕生日直前となる2月23日（金）にはスペシャル・イベントの開催も予定されているという。各詳細は＜アイ・ミー・マイン展＞特設ページにて。