グランド・ピアノの弾き心地を奥行き26cmで実現、練習からライブまで使えるスリム・ピアノ「D1」

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極限までスリム化にこだわったピアノ「D1」がコルグより登場。クラシックだけでなく、ジャズもロックもファンクも弾きたい! 狭い部屋にもスマートに置きたい。どこにでも持っていける機動力が欲しい。でもやっぱり、タッチにはこだわりたい。そんなピアニスト、キーボーディストの願いをかなえるピアノだ。

スリム化にこだわった結果、グランド・ピアノの弾き心地を再現した最上級の鍵盤が持ち運びとなった「D1」。鍵盤は低音部では重く、高音部ほど軽くなるグランド・ピアノのタッチを再現したリアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3(RH3)鍵盤を採用。鍵盤の自然な重さが感じられる、いつまでも弾いていたくなるタッチを実現している。


ブラックで仕上げた木製のボディは、快適な演奏を楽しめる最小奥行きサイズ約26cm(譜面立てなしの場合)というスリムさを実現。本格的なウェイテッド鍵盤を使用しながら、専用ソフト・ケース「SEQUENZ SC-D1」を使用して、どこへでも持ち運べる機動力を備える(専用ケースは別売、発売時期未定)。また、スタイリッシュなスタンド「ST-SV1」(別売)を使えば、ステージでも自宅でも、スマートに設置可能だ。


▲オプションでスタイリッシュなスタンドもラインナップ。

搭載するサウンドはクラシックからジャズ、ポップスまで幅広いジャンルに対応する多彩なピアノ音色はもちろん、ステージで映えるエレクトリック・ピアノやオルガン、クラビ、さらにビブラフォン、アコースティック・ギター、ストリングスまで計30種。ピアノ音色は、アコースティック・ピアノに限りなく近いフィーリングを実現するため、演奏の強弱に応じて4つのピアノ・サンプルを切り替え。エレクトリック・ピアノ音色はタッチによる音色の違いだけでなく、キーオフのノイズまでも再現。60~70年代のポップスで広く使われた音色やソウル・ミュージックで重宝された音色など6種を内蔵する。また、オルガン音色はロックやジャズに適したものから荘厳なパイプ・オルガンまで6種が用意される。

グランド・ピアノの響きを忠実に再現するため、最先端のテクノロジーも導入。「コンサート・ピアノ」と「グランド・ピアノ」、そして「ジャズ・ピアノ」の3つのピアノ音色は、ダンパー・レゾナンス搭載で、ダンパー・ペダルを踏み込んだ時に弦の共鳴によって生まれる、広がりのあるリアルな響きを再現。鍵盤から指を離した時の余韻、弾き方によ残響の違いを再現するキーオフ・シミュレーションも搭載する。

このほか、デジタル・ピアノならでの便利な機能として、メトロノーム、2つの音色を重ねるレイヤー・モード、タッチの強さにより音の出方を5段階に設定できるタッチ・コントロールを搭載。また、3種のエフェクト(ブリリアンス、リバーブ、コーラス)も用意。内蔵音色にはそれぞれ最適なエフェクトがあらかじめプリセットされる。接続端子は標準サイズのライン/アウト端子のほか、MIDI IN/OUTも用意。譜面立てと持ち運びに便利なコンパクト・サイズのダンパー・ペダルが付属するのもうれしいところだ。


製品情報

◆D1
価格:オープン(市場予想価格 49,800円 税別)
発売日:2018年5月上旬発売予定

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