ミニストリー、武装蜂起の新作『AmeriKKKant』
トランプ政権の米国にインダストリアル・メタルの鉄槌を振り下ろす、ミニストリーの新作『AmeriKKKant』が3月9日に世界同時発売になる。アル・ジュールゲンセンの作る音楽は、まさに武装蜂起と言えるものだ。
◆ミニストリー画像
1983年のデビュー以来、ミニストリーは『ザ・マインド・イズ・ア・テリブル・シング・トゥ・テイスト』(1989)、『詩編69』(1992)といった名盤を通し、暴力的なヘヴィネスの襲撃と冷徹なマシン・ビートの融合させ、インダストリアル・メタルの礎を築いてきたバンドだ。
『詩編69』の音楽性を継承する“詩編70”と呼ぶべき作風、あるいはサイケデリックで顔面に叩きつけるような“パンク・フロイド”的アプローチを兼ね備えていると、アル・ジュールゲンセンはニュー・アルバム『AmeriKKKant』を語っている。
先行リーダー・トラックとして公開された「アンティファ」を筆頭に、アルバムにはミニストリー流ヘヴィ・サウンドが全編貫かれており、その政治的メッセージは、ドナルド・トランプ大統領のアメリカとその欺瞞/ファシズム/金満主義へ向けたものとなっている。
Photo by Allan Amato
ミニストリー『AmeriKKKant』
【30セット通販限定CD+Tシャツ】¥5,000+税
【CD】¥2,300+税
※日本語解説書封入/歌詞対訳付き
1.アイ・ノウ・ワーズ
2.トワイライト・ゾーン
3.ヴィクティムズ・オブ・ア・クラウン
4.TV5/4チャン
5.ウィーアー・タイアード・オブ・イット
6.ウォーガズム
7.アンティファ
8.ゲーム・オーヴァー
9.AmeriKKKa
ミュージシャン
・アル・ジュールゲンセン(ヴォーカル/ギター)
・シン・クウィリン(ギター)
・シーザー・ソート(ギター)
・ジョン・ベックデル(キーボード)
・ジェイソン・クリストファー(ベース)
・トニー・カンポス(ベース)
・ロイ・マイヨルガ(ドラムス)
・バートン・C・ベル(ヴォーカル)
・DJスワンプ(スクラッチング)
・アラビアン・プリンス(スクラッチング)
・ロード・オブ・ザ・チェロ(ストリングス)
◆ミニストリー『AmeriKKKant』レーベルオフィシャルページ