レディオヘッド、ラナ・デル・レイとの訴訟を否定
レディオヘッドのパブリッシャーWarner/Chappellは、ラナ・デル・レイの曲「Get Free」とレディオヘッドの「Creep」の類似性をめぐり、ラナ側と交渉中であることは認めたものの、訴訟を起こしたと伝えられていることに関しては否定した。
◆ラナ・デル・レイ画像
ラナは週末、「訴訟の件、事実よ。私自身は、私の曲がCreepにインスパイアされていないのはわかっているけど、レディオヘッドはそう感じていて、パブリッシングの100%を求めてる ─ 私は数ヶ月に渡って、40までを提示してきたけど、彼らは100しか受け入れない。彼らの弁護士たちは容赦なく、だから私たち、裁判所で決着をつける」とつぶやいていた。
BBCによると、これに対しWarner/Chappellはこんな声明を出したという。「我々が昨年8月からラナ・デル・レイの代理人と話し合っているのは事実です。Get Freeのヴァースが、Creepのヴァースに見受けられる音楽的要素を使用しているのは明らかで、我々はCreepのライター達のためにそれを承認してほしいと要請しました」
「事実を明確にすると、訴訟は起こしておらず、レディオヘッドはGet Freeのパブリッシングを“100%しか受け入れない”とは言っておりません」
「Creep」をめぐっては、過去にザ・ホリーズの「The Air That I Breathe」(1972年)との類似性が指摘されており、同曲の作者アルバート・ハモンドとマイク・ヘイゼルウッドが共作者としてクレジットに加えられたという経緯もあった。
Ako Suzuki
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