レミー三回忌に追悼上映イベント開催、カバー・ベスト日本盤も登場

レミー・キルミスターの命日にあたる12月28日（木）、東京・シネマート新宿にてドキュメンタリー『極悪レミー』の追悼上映イベントが開催される。

◆『極悪レミー』、『Under Cover』関連画像

当日は＜レミー三回忌『極悪レミー』劇場最大音量・追悼上映＞として、同作を一回限り大音量で劇場上映。会場では例年通り、ジャックコーク“Lemmy”の飲み放題も実施されるという。来場者全員に“モーターヘッドCUP”のプレゼントが用意されているほか、モーターヘッドビール付きのチケットも数量限定で販売される。




また、12月13日（水）にはモーターヘッドのカバー・ベスト・アルバム『Under Cover』の日本盤がリリースされる。同作は彼らが40年にわたる活動の中で発表してきた数々のカバー曲をコンパイルしたアルバムで、テッド・ニュージェント「Cat Scratch Fever」やオジー・オズボーン「Hellraiser」のカバー・ライブ音源、さらに2015年作『Bad Magic』のレコーディング・セッション時に収録されたというデヴィッド・ボウイ「Heroes」の未発表カバーなどが収められている。日本盤にはボーナス・トラックとして、レミーがホークウィンド用に書いていた楽曲「Motorhead」のモーターヘッド・ヴァージョンも追加収録される。

「これは明らかに画期的なモーターヘッドのアルバムだけど、カバー・アルバムでもあって、つまり俺たち全員が大好きだった曲で遊んでみることが目的だということを忘れないでほしい。でも間違いなく、「Heroes」みたいに新しい未知のものを披露できることも、本当にエキサイティングだ」──ミッキー・ディー

「このコレクションで気に入ってることのひとつは、すべてそのままの音で聴けることで、手の込んだ再編集とかそういうのは一切ない。92年にやったものを、2018年にやったみたいな音にするなんてごめんだよ！　1992年にやったものは、そういうふうに聴こえるべきだ。そこが魅力でもあるんだ！」──フィル・キャンベル