ステイタス・マイナー、5年半振りの新作はバイオレンス

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フィンランドの叙情派テクニカル・メタル・バンド:ステイタス・マイナーが、5年半振りとなるニュー・アルバム『スリー・フェイセズ・オブ・アントワーヌ』を12月20日に発売する。前作『ウロボロス』発売から5年半、3作目となる今作は“バイオレンス”をテーマとしたコンセプト・アルバムだ。

2002年にギターのサミによって結成されたステイタス・マイナーは、プログレッシヴ・メタルの頂点を目指すことを目標に掲げ結成されたばんどだ。デビュー前に制作したプロモEPが話題となりLion Musicとの契約を締結、デビュー作『Dialog』(2009)を発表したが、その新人らしからぬ優れた楽曲と高度な演奏を構築した音像は、ここ日本においても一気にクローズ・アップされることとなった。


2012年に発表された『ウロボロス』リリース後にドラムのロルフがストラトヴァリウスへスカウトされるものの、その後もじっくりとソングライトに打ち込み、サミは作品作りに時間を費やし続けてきた。ダークな中にも叙情的でメロディックな要素を反映させた『スリー・フェイセズ・オブ・アントワーヌ』は、北欧らしい空気感と表現力を持ち合わせている作品となったようだ。サミいわく「SYMPHONY Xファンにも絶対おススメのアルバム」だという。


「この新作はとてもダークな作風だ。それはメロディックということを意味している。狂気的な部分もあるけどメロディがキミを魅了するはずだよ。キーワードはバイオレンス…コンセプト・アルバムであるけど今は多くを語りたくない。その前にみんなが各々に感じて欲しいからね。前2作と比べるとダーク性を強調したアルバムだけど基盤がよりしっかりしているし、最高のアルバムに仕上がった」──サミ・サーリネン


ステイタス・マイナー『スリー・フェイセズ・オブ・アントワーヌ』

2017年12月20日発売
BKMY-1059 2,222円(税抜価格)
※日本盤仕様(帯、プロフィール、インタビュー付)※
※デジパック仕様
1.Helen
2.Our Common Curse
3.Turn Back Time
4.The Tunnel
5.Free Me
6.Hard To Find
7.Max And Pattie
8.Feel My Hunger
9.Slenderman
10.Me

Produced by Status Minor

Line-up ;
■Eero Pakkanen (b)
■Rolf Pilve (ds)
■Sami Saarinen (g)
■Markku Kuikka (vo)
■Jukka Karinen (keys)
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