Cheeky Parade、ファンとカレー作り
Cheeky Parade恒例のバスツアー<チキパの遠足~ジャガイモは最後に入れようね編~>が10月9日(月)に開催された。
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今回のテーマは、タイトルからもわかるようにカレー作り。バスツアー一行は早朝の新宿駅を2台のバスでメンバーとともに出発し、会場となるさがみ湖リゾート プレジャーフォレストへと向かった。自然に囲まれたさがみ湖ではカレー作りの前に、撮影したばかりというCheeky Paradeの新しいアーティスト写真を公開するという参加者へのサプライズが用意されていた。メンバーの意見も取り入れながら、真紅の壁を背景にしてモノトーンの衣装というこれまでの方向性とは異なる“大人なチキパ”というビジュアルに、ファンからは驚きの声が上がっていた。
そしていよいよカレー作りがスタート。参加者たちはいくつかの班に分かれて、調理実習のように作り方を参考にしながら具材の準備を始める。エプロン姿のCheeky Paradeも関根優那と島﨑莉乃、鈴木友梨耶と渡辺亜紗美と永井日菜の2班にわかれて、参加者全員に食べてもらうべく調理を開始する。なお、参加者は両班のカレーを試食後に投票を実施し、美味しくなかったほうには罰ゲームが待っている。
調理中にはメンバーは参加者のテーブルを回って一人ひとりに声をかけていく。定期公演などでもステージ上からファンの声を拾ってトークを行なうなど比較的ファンとの距離感が近いCheeky Paradeだが、物理的な距離感までも近いのがバスツアーの醍醐味。加えて班でひとつの作業を協力しあう中で、ファン同士の仲も深まっていくのもバスツアーならでは。
慣れた手つきで野菜を切りテキパキと下ごしらえを済ませていく関根と島﨑。一方で朝ごはん代わりの「コアラのマーチ」をヘラで粉々に粉砕して鍋に入れてしまう渡辺と、カレールウの箱や飯盒、お米などなどを手に謎のポーズを取っている永井。コアラのマーチがコトコト煮込まれた段階でどちらが勝者になるかは明らかで友梨耶、渡辺、永井組が罰ゲームのセンブリ茶を飲み干すことになった。
カレーを食した後、参加者はプレジャーフォレスト内にある広場へと移動。ライブ前のレクリエーションとして行なわれたのは、永井日菜のリクエストでメンバーがハンターとなって参加者を捕まえる『逃走中』(鬼ごっこ)だ。秋晴れの空の下で運動というなんとも健康的な企画かのように思えたが、カレーを食べた直後に全力で走って逃げ回らないといけない参加者は、込み上げてくるカレーに耐えながら好きなアイドルに追い掛け回され捕まえられてしまうという、至福のひとときを堪能した。
最後はミニライブ。メンバーはハロウィンが近いということで、ナース姿や小悪魔など自身のキャラクターに合った仮装をしてステージへと上がる。セットリストは曲名が書かれた紙を箱の中に入れ、くじ引きの要領で観客に引いてもらって決定するという方式。開放感に溢れた木に囲まれたライブスペースには入場順も座席番号もなく、観客はステージを中心にして自由なスタイルでアットホームなライブを楽しんでいた。
再び新宿に着く頃にはすっかり日も暮れていた今回のバスツアー。朝から晩までCheeky Paradeと過ごすことで、参加者はメンバーのことをもっと身近に感じることができたはず。この距離感こそが「神イベント」と呼ばれる所以なのだろう。
◆Cheeky Parade オフィシャルサイト