STARMARIE、秋ツアーで台湾マリスト達と再会「もっとたくさん台湾に来たいです!」

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STARMARIEが9月24日、台北市内にて<台湾定期公演 ~THE FANTASY WORLD~>を開催。前回公演から大きく成長を果たした姿を台湾マリスト(=ファンの呼称)たちに披露した。

◆STARMARIE 画像

前回6月の台湾定期公演から約3ヶ月。その間、8月30日に自身2度目となる中野サンプラザ公演を迎え、またひとつ大きなハードルを越えたSTARMARIEだが、今秋からは気分も新たに日本・アジアを股にかけた秋ツアーを展開している。台湾での定期公演は2015年7月よりスタートし、今回で12回目。まだまだ真夏の暑さが残る台湾のこの日を、STARMARIEが更に熱くさせた。

STARMARIEの物語の始まりを告げる、重たく物々しいオープニング映像に合わせてステージに登場する5名。この日のステージは「ガイコツたちのメンデルスゾーン」からしっとりと始まり、続いて「グッモーニン!!ハマムラSHOW」、「幻木町の怪人〜町長選挙編〜」と、STARMARIEらしさの詰まった物語性の強い歌詞とハードでダークなサウンドに、会場の雰囲気は暗黒色にジワリジワリと染め上げられる。さらにノンストップで「モノマネ師ネロ」、「涙のパン工場「コンセルカマタ」」、「三ツ星レストラン・ポールからの招待状」と大切な人との別れや、死別を唄う二重の意味でのキラーチューンを留まること無く披露し続けるSTARMAIRE。台湾と日本、言語や文化の違いはあっても、それらを超越した説得力のあるステージに集まったファンらは一つに溶け合う。

通常は本編を通して世界観を構築し、ステージではそれ以外の表現を行わないSTARMARIEだが、この日は珍しく本編中にMCが挿入された。再び台湾に戻ってこられたこと、8月の中野サンプラザ公演にも多くの台湾のファンが集ってくれた感謝の気持ちをメンバー各々が述べていき、会場は大きな拍手に包まれる。「後半パートも盛り上がっていきましょう!」という木下望の声に続くように、「恋するボーカロイド」、「綺麗なレオナの肖像画」などポップでキラキラとした楽曲が会場を照らし、前半パートとは転じてメルヘンチックな物語が綴られていく。「賢者のローブ」、「屋上から見える銀河 君も見た景色」では前半パートと同じく大切な人との別れや死別の物語を、今度はゆったりとミドルテンポの楽曲に載せて届け、「名もなき星のマイホーム」では真っ白な光と多くの笑顔に包まれ大団円を迎えた。






台湾人、日本人ファン入り乱れてのアンコールに応え、「アンドロメダ・プロポーズ」に合わせて再び勢い良くステージに飛び出すメンバー。その瞬間に、共に10月生まれの松崎博香と中根もにゃの誕生日を祝う「生日快樂=(中国語にてお誕生日おめでとうの意味)」のメッセージカードがフロア全員によって掲げられるサプライズが起こり、メンバーからは驚きの声が。思わぬサプライズに涙しそうになる松崎や、中国語で感謝の気持ちを伝える中根。16回目となる台湾遠征、12回目となる定期公演にて培ってきた台湾マリストとの絆を今一度、その場に集まった全員で噛みしめる。

その熱い想いに応えるように次回1月の台湾定期公演実施も発表され、フロアからは大きな喜びの声が。それに続くように高森紫乃が「次回の定期公演は1月となっていますが、私たちはもっとたくさん台湾に来たいと思っています! もっとたくさん台湾に来られるように頑張っていきます!」宣言すれば、この日一番の歓声が湧き上がり、その勢いをもってTVアニメ『鬼斬』の主題歌「姫は乱気流☆御一行様」にてSTARMARIEの台湾定期公演は幕をおろした。

先日はフィリピンにて公演を実施し、10月にはマレーシアでの公演が控えている彼女たちは、これからも世界を股にかけて活動を拡げていく。また、2018年2月4日(日)に中野サンプラザにて自身3度目となる単独公演の実施を発表しており、こちらも世界中から多くのマリストが集まることが期待できる。

ライブスケジュール

<STARMARIE 台湾定期公演>
2018年1月14日(日) PIPE LIVE MUSIC

<STARMARIE 中野サンプラザ公演>
2018年2月4日(日)

<STARMARIE HAPPY AUTUMN TOUR>
2017年10月14日・15日 マレーシア
2017年10月27日 福岡
2017年10月28日・29日 長崎
2017年10月30日 東京 Zepp DiverCity

◆STARMARIEオフィシャルサイト
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