マイク・シノダ「チェスターはハッピーで楽しい奴だった」

ポスト

来月、チェスター・ベニントンの追悼公演を開くことを発表したリンキン・パークのマイク・シノダが、月曜日(9月18日)米LAのラジオ局KROQの番組に出演し、チェスターやその公演について語った。

◆リンキン・パーク画像

チェスターの死後、彼らに再びステージに立つよう助言したのは、プロデューサーのリック・ルービンだったという。マイクはこう話した。「ガイダンスの源として、リック・ルービンのところへ行ったんだ。彼にはこう言われた。“僕は、君らはステージに立つ必要があると思う。それが、良い気分にさせてくれることになるだろう。ものすごく、とんでもなく大変なことだろうが”って。僕らはまだ一緒に公の場に出ていない。プレイしていない。ステージに上がっていない。彼は、“ファンは君らに会いたがってる。コンサートが観たいからってわけじゃなく、浄化作用のある体験が必要なんだ。そしてそれは、君らの現状を知らせることにもなるだろう”って言ってた。じっくり考えてみたよ。バンドには、(チェスターなくして)ステージに立つのを他の人たちより恐れている人たちがいるのはわかってる。でも、全員にとって、これは間違いなく、僕らがやりたいことだ。チェスターを祝福するのに相応しい方法だって感じてる」

マイクは、チェスターが抱えていた闇についてこう語った。「彼の死の状況は本当にダークで、前にも言ったように、彼はいつだって闇を抱えていて、それは彼の一部だったけど、あの男がユニークで特別だったのは、それを、たくさんのポジティブなことをするエネルギーとして使っていたところだ」

「全体としては…、彼はすごくハッピーな奴だった。すごく面白い奴だった。彼が部屋に入ってくると、すごくポジティブで愉快でアップビートなエネルギーが生まれた。僕らがこの公演から得たいのはそれだ…。感情が激しく揺れ動くであろうことはわかってる。でも、僕らがこのことについて話したり、この公演に専念しているときは、本当に、人生を祝福していることになるんだ」

チェスターの追悼公演<Linkin Park and Friends Celebrate Life In Honor Of Chester Bennington>は、10月27日米LA(ハリウッド・ボウル)にて開催される。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報