録音時間を最大50時間に拡大、サンプリング・パッド「SPD-SX」にスパークリング・レッドのスペシャル・バージョン登場

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好みの音を録音して、ドラム・スティックで叩いて演奏できるサンプリング・パッド「SPD-SX」の機能をさらに充実させた「SPD-SX Special Edition」が登場。10月下旬より発売される。

「SPD-SX」は、お気に入りの音やフレーズを録音=サンプリングして、本体上の9つのパッドに割り当ててドラム・スティックで叩いて演奏する電子楽器。2011年の発売以来、多くのミュージシャンに愛用されてきたモデルだ。通常のドラムにはない音で演奏でき、バンドのドラムやパーカッションと組み合わせての演奏や、ドラムを使用できない少人数ユニットのリズム演奏、DJパフォーマンスにアクセントを加えるなど、さまざまなスタイルで使用されている。

新モデルの「SPD-SX Special Edition」は、ステージ上でも映える鮮やかなスパークリング・レッド・カラーで登場。音色を保存する内部メモリーの容量を従来の4GBから16GBに拡大。最高音質で最大約50時間(モノラル)の録音ができるので、お気に入りのサウンドをかたっぱしから取り込んで、いつでも演奏することができる。打楽器のワンショットなどの短い素材はもちろん、リズム・フレーズをループ再生させたり、1曲分の伴奏を録音してスティックで叩いて再生スタートさせるなど、使い方はアイディア次第だ。


▲本体には心地よい打感の6つの大型パッドと、ドラム・スティックで狙いやすい3つのショルダー・パッドを搭載。各パッドに設けられたLEDインジケーターがパッドの位置や状態を光で表示するので、暗いステージでも確実に演奏できる。

音楽制作ソフト「Ableton Live Lite」(Windows/Mac対応)のライセンスが付属するのも見逃せない。「Ableton Live Lite」を使ってオリジナルの音色を作成したり、「SPD-SX Special Edition」を「Ableton Live Lite」の演奏用パッドとして使うなど、パソコンと連携した環境でスムーズに制作、パフォーマンスが行える。


▲入力している音を聞きながら各パッドを叩くだけで、録音と同時にその音をパッドに割り当てる「マルチ・パッド・サンプリング」機能で録音・設定もカンタン。専用スタンド「PDS-10」(右)を取り付ければ、より多くの環境に対応可能。

製品情報

◆SPD-SX Special Edition
価格:オープン
発売日:2017年10月下旬

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