コートニー・バーネット&カート・ヴァイル、まるで飾らない対話のようなコラボAL
2015年にデビューアルバム『Sometimes I Sit and Think, and Sometimes I Just Sit』で瞬く間に世界中から注目を集めたコートニー・バーネット、そしてザ・ウォー・オン・ドラッグスの初代ギタリストとしても知られ(2009年に脱退)、ソロアーティストとしても4th『Smoke Ring For My Halo』で一躍USインディー・シーンを代表する本格派シンガーソングライターとして人気を集めるカート・ヴァイル。共に新作が待望されている二人が、10月13日にコラボレーション・アルバム『Lotta Sea Lice』をリリースする。
◆アルバム『Lotta Sea Lice』 ジャケット画像
本作は、まるで気の合うアーティスト同士の飾ることのない対話がそのまま作品になったかのように、互いを尊敬し合うコートニーとカートの音楽愛が満ち溢れた作品となっているという。二人が出演し、映像作家/写真家のダニー・コーエンが監督を務めたミュージック・ビデオと共に公開された収録曲「Over Everything」は、今回のコラボレーションにおいて最初に書かれた楽曲で、ソングライティングとインスピレーションに関する二人の会話劇となっている。なお、同曲はピッチフォーク“Best New Track”を獲得していることでも話題だ。
またアルバムには、ダーティー・スリーのジム・ホワイトとミック・ターナー、ウォーペイントのステラ・モズガワ、ニック・ケイヴの盟友であり、バースデイ・パーティやバッド・シーズのメンバーとしても知られるミック・ハーヴェイらが参加。さらに、お互いの楽曲のカヴァーもレコーディングされており、コートニーの楽曲「Outta the Woodwork」では、カートがリード・ヴォーカルを担当しつつ、バーネット自身もバック・ヴォーカルを務めている。一方でコートニーがソロでカヴァーしたカートの「Peepin’ Tomboy」も収録。本作は、コートニー・バーネットとカート・ヴァイルという二人の素晴らしいシンガーソングライターが心底音楽を楽しむ姿を映したドキュメントであり、それこそが本作をより特別なものとしている。
▲アルバム『Lotta Sea Lice』
同アルバムの国内盤CDには、限定ステッカーと解説書、歌詞対訳が封入され、スペシャル・フォーマットとして数量限定のオリジナル・トートバッグ付セットの販売もされる。iTunesでアルバムを予約すると、公開された「Over Everything」が先行ダウンロードできる。
2017/10/13 FRI ON SALE
label: Matador / Beat Records
■国内盤CD
OLE13042 ステッカー封入 ¥2,200+tax
■国内盤CD+トートバッグ
OLE13049 ステッカー封入+トートバッグセット ¥3,400+tax