Bluetoothスピーカーとしても使える、モダンなデザインのデジタル・ピアノ新スタンダード・モデル「C1 Air」

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すぐに手が届くところに置いて、気軽に弾ける、それでいて本格派。奥行きわずか26cm、じゃまにならないスリムさと、さりげなく主張するシンプルなデザインのデジタル・ピアノ「C1 Air」がコルグより登場。10月下旬より発売される。

「C1 Air」は、どのレベルの演奏者のでも満足できる鍵盤と音など、基本性能はしっかり押さえつつ、30種類の高品位サウンド、Bluetoothオーディオ、大迫力のスピーカーなどピアノをより楽しむたのめの機能も充実させた新しいスタンダード・モデル。カラーはブラック、ホワイト、ブラウンに、人気のレッドを加えた4色をラインナップする。


▲G1 Air WH(ホワイト)

鍵盤はハンマーを4段階の重さに分け、低音部ではより重く、高音部ではより軽い感触が得られるリアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション(RH3)鍵盤を採用。「C1 Air」はこの鍵盤から本体の組み立てまで、京都府中部の丹波地方にある南丹市美山町で行われている。

RH3鍵盤は高い連打性能で早いパッセージでも演奏者の表現力を損なうことなく音の強弱まで再現。この鍵盤は環境にも配慮しており、ハンマー部には鉛を使用していない。また、タッチの強さによって5段階の音の出方(軽め、標準、重め、安定、一定)を設定できるキー・タッチ・コントロールに対応。自分のタッチに合わせて演奏が楽しめる。ペダルはダンパーに加え、ソフト、ソフテヌートを使える3本ペダルを標準装備する。

直線を基調としたシンプルなデザインは、どんな部屋にもぴったり。奥行き26cm(転倒防止金具を除く)というスリムさながら、印象的な脚部が個性をアピール。また、鍵盤を保護するキー・カバーを閉じるとフラットになり、テーブルとしての利用も可能だ。

ピアノの表現力の高さを電子ピアノで実現すべく、状態の良いグランド・ピアノを選び、正確にチューニングして丁寧にサンプリングした音を使うのはもちろん、演奏フィールからその響きまでグランド・ピアノを再現し、自然で心地よい演奏が得られるための機能も搭載。まず、「ジャーマン・グランド・ピアノ」と「ジャパニーズ・グランド・ピアノ」には、ダンパー・ペダルを踏み込んだときに弦の共鳴によって生まれる、広がりあるリアルな響き「ダンパー・レゾナンス」を組み込んだ。また、鍵盤から指を離したときの音の余韻、弾き方による弦の残響の違いをも再現する「キーオフ・シミュレーション」も搭載。スタッカートやレガートなど、演奏表現をより向上させている。

音色にも抜かりはない。ジャーマン・グランド・ピアノ音色はもちろん、クラシックからジャズ、ポップスまで幅広いジャンルに対応するジャパニーズ・グランド・ピアノ、代表的なエレクトリック・ピアノ音色やオルガン、クラビ、さらにビブラフォン、アコースティック・ギター、ストリングスまで、表現力豊かな高品質な音色を計30種類内蔵。左手側はベース、右手側がピアノの音を組み合わせた音色も用意した。そしてエフェクトは、ブリリアンス、リバーブ、コーラスと高品位な3種を搭載。内蔵音色にはそれぞれ最適なエフェクトをあらかじめプリセットし、音色を選べばすぐに最高の音で気持ちよく演奏に専念できる。

待望のBluetooth機能にも注目。スマホやタブレットと無線で接続して、プレーヤーアプリやYouTubeでいつも聴いている音楽と一緒にピアノの演奏が楽しめる。そして、ピアノを演奏していない時でも、「C1 Air」を迫力あるBluetoothスピーカーとして使用可能だ。

また、ヘッドホンを使用しているときでもアコースティック・ピアノを演奏しているような臨場感のあるサウンドを再現する「ステレオ・サウンド・オプティマイザー」も搭載。長時間の演奏でも快適さを体感できる。

このほか、演奏を記録できる2パートのソング・レコーダー、2つの音色を重ねる「レイヤー・モード」、鍵盤を左側と右側に分けて2人の演奏者が同じ音域で演奏できる「パートナー・モード」などレッスンに便利な機能を搭載。また。音色の違いを楽しめるデモソング10曲に加え、40曲のピアノ・ソングも内蔵。テンポ・コントロールやパート(右手、左手)別の再生にも対応しているので、片手ずつの練習や苦手な部分の繰り返しレッスンに活用できる。


▲G1 Air BK(ブラック)


▲G1 Air BR(ブラウン)


▲G1 Air RD(レッド)

製品情報

◆C1 Air
価格:オープン(市場予想価格 未定)
発売日:2017年10月下旬

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