コンパクトなワークステーション「KROSS」がパッド・サンプラー搭載、サウンド&機能強化でモデルチェンジ

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コンパクトなワークステーション「KROSS」が待望のモデルチェンジ。超軽量・小型ボディに電池駆動という個性はそのままに、サウンドと機能を大幅に強化、何でもできるモバイルなシンセサイザー・ワークステーション「KOROSS 2」として登場した。外装にこだわった61鍵モデル2機種と88鍵モデル1機種をラインナップする。

膨大な1,000以上のプリセット音色に加え、新たに拡張PCMメモリーを追加。今後リリース予定のオプション・ライブラリーから、演奏したいジャンルやシチュエーションに合わせて自由にプログラムを拡張可能に。また、最大同時発音数も80から120ボイスにパワーアップした。

機能強化の注目は、本格的なサンプリングが可能なパッド・サンプラーの新搭載。LINE IN端子からの入力を録音し、16個のパッドそれぞれに最長14秒までのステレオ・サンプルをアサイン。最大4個のパッドを同時トリガーできる。スタート/エンド/ループ・ポイントの設定やノーマライズなどの波形編集に加え、本体内でのリサンプリングまで対応。本機1台でサンプリングを存分に楽しめる。本体の演奏や歌などの外部入力を重ね録りできるステレオ・オーディオ・レコーダー機能を活用し、SDカードに録音された長尺のオーディオファイルを、このパッドにアサインして再生することも可能だ。

KORSSシリーズの圧倒的なモバイル性も健在。61鍵モデルは新設計のスタイリッシュなデザインで、重さは前モデルの4.3kgから3.8kgへ軽量化。またさらなる省電力化で単3形乾電池6本で最大7 時間もの電池寿命を実現した。88鍵モデルでは予備電池やケーブルをストックしておけるアクセサリー・ボックスも新設。両モデルともリア・パネルのKORGロゴが全面発光、ステージでの存在感は抜群だ。


▲ダーク・ブルーの88鍵モデル。

高い品質のボディ・フィニッシュも見どころ。88鍵モデルにはクールでスマートな「ダーク・ブルー」カラーを採用。61鍵モデルには、手触りの良い上質なラバー塗装による「スーパー・マット・ブラック」カラーを採用。高級なラバー塗料を贅沢に用いたワンランク上の佇まいが味わえる。さらに61鍵モデルには限定カラーとして「レッド・マーブル」も用意。濃淡が美しい赤の特殊塗装で、1台ごとに模様が異なるオンリーワンの「KORSS 2」を手に入れられる。


▲61鍵モデルはラバー塗料のスーパー・マット・ブラック。


▲61鍵モデルの限定カラーは、1台ごとに模様が異なるレッド・マーブル。

前モデルのUSB MIDIインターフェイス機能に加え、新たにオーディオインターフェイス機能も搭載。Mac、Windowsに加え、iPadやiPhoneとの組み合わせもOKだ。また、専用のソフトウェアとしてKROSS2 Editor、Plug-In Editorを用意。コンピューターで1度に多くのパラメーターを確認しながらエディットしたり、DAW上で「KROSS 2」をソフト・シンセのように活用することが可能だ。

このほか、曲作りをサポートする16トラックMIDIシーケンサーやアルペジエーター、ミキサーいらずで弾き語りライブができるマイク入力、ボコーダー機能も搭載。前モデルからさらにブラッシュアップした使いやすいパネルレイアウト、メニュー階層を潜ることなく初心者でも直感的に操作できるユーザー・インターフェイスにより、膨大なサウンドや機能に素早くアクセスできるのも大きな魅力だ。

製品情報

◆KROSS 2-88
価格:オープン(市場予想価格 110,000円 税別)
◆KROSS 2-61-MB
価格:オープン(市場予想価格 74,000円 税別)
◆KROSS 2-61-RM
価格:オープン(市場予想価格 74,000円 税別)
発売日:2017年9月下旬


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