【インタビュー】wyse、メジャーデビューアルバム完成「僕らが僕らであることを問われた作品」
06.「Fake Monster」
HIRO 作詞/作曲の1曲
DEMOを聞いての一番の印象は、イントロ部分のギターフレーズ
とてもカッコ良いこのフレーズを、どうすればもっと活かせるか…
それが僕に与えられた課題でした
同時に、この高いテンション感が良さでもあるけれど
だからこそ、展開とフックを作らなければ
山が無くなり、良さが良さに隠れてしまう
その辺りをどう組むかも問われていました
事前にアレンジデモを作り、シミュレーションをする時間は今回の僕には無かったので
頭の中で何度も組み替えては、バラし
それを繰り返して全体の構成を組み
また同時に、言葉に出来るこの曲のハイライトも用意して
あとは実際にスタジオに入り、ドラム録りをする中で音を具現化し
みんなで共有しながら、構築
HIRO本人も、言うように
今のwyse Liveに欲しかった1曲が生まれたという感想を僕も持っています
HIROの生み出してくれたこの曲が
確実に今回のアルバムへ、高いクオリティーと可能性を与えてくれました
僕には書くことの出来ない1曲
やり直しや、試しがきかない時間軸の中
その大きなプレッシャーの中で
HIROは、ミュージシャンとして
最高の形で、wyseへの想いを残してくれました
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