モトリー・クルー『ガールズ、ガールズ、ガールズ』、30周年記念盤登場
モトリー・クルーの名盤『ガールズ、ガールズ、ガールズ』の30周年記念盤が8月25日に発売になる。
1981年にロサンゼルスで結成されたモトリー・クルーは、ワイルドで破天荒なロックンロール・ライフを突き進んだ伝説のバッド・ボーイズ・ロック・バンドだ。1983年にセカンド・アルバム『シャウト・アット・ザ・デビル』で全米にLAメタル旋風を巻き起こし、1985年のサード・アルバム『シアター・オブ・ペイン』では、派手なグラム・スタイルのファッションを流行させた。そして、1987年5月にリリースされた4作目『ガールズ、ガールズ、ガールズ』は、全米アルバム・チャート初登場5位、最高2位まで上り詰めた大ヒット作となった。
『ガールズ、ガールズ、ガールズ』からは3枚のシングルがカットされ、「ガールズ、ガールズ、ガールズ」「オール・アイ・ニード」のミュージック・ビデオは、放送禁止となったにも関わらずチャートを駆け上るというセンセーショナルなものとなった。米ポルノ界の大スター、トレイシー・ローズのことを歌った「オール・イン・ザ・ネーム・オブ…」や、ドラッグ漬けの日々を歌った「ダンシング・オン・グラス」など、歌詞の内容はどれも刺激的なものばかりだが、モトリー・クルーの作り出した音楽/彼らの生活の中から生まれたロックは今もなお普遍的であり、いつの時代も刺激的に響く永遠のバッドボーイズの雛形だ。
「今年で『ガールズ、ガールズ、ガールズ』が30歳になったとは信じ難い。30年経って、この作品を掘り起こす新しい世代のファンを見ることができるなんて、本当にクールだ」──ニッキー・シックス
初回限定盤に付くボーナスDVDには、ニッキー・シックスとトミー・リー、さらに当時バンドのマネージャーであったドック・マギーによるインタビューが収録されている。1980年代後半、人気絶頂だったバンドの生活振りやアルコールやドラッグ問題を抱えていた状況や、当時まことしやかに流れたニッキー・シックス死亡説についても語ってくれている。
モトリー・クルー『XXX: 30 Years of Girls, Girls, Girls』
【200セット通販限定 CD+ボーナスDVD+輸入盤LP+ラグランTシャツ】 ¥10,000+税
【初回限定盤CD+ボーナスDVD】 ¥3,800+税
【通常盤CD】 ¥2,500+税
【ラグランTシャツ】 ¥4,500+税
※日本語解説書封入/日本語字幕付き/歌詞対訳付き
1.ワイルド・サイド
2.ガールズ、ガールズ、ガールズ
3.ダンシング・オン・グラス
4.バッド・ボーイ・ブギー
5.ノーナ
6.ファイヴ・イヤーズ・デッド
7.オール・イン・ザ・ネーム・オブ…
8.サムシン・フォー・ナッシン
9.オール・アイ・ニード
10.監獄ロック(ライヴ)
《ボーナストラック》
11.ガールズ、ガールズ、ガールズ(トム・ワーマン&バンド イントロ - インストゥルメンタル・ラフ・ミックス)
12.ワイルド・サイド(インストゥルメンタル)
13.ロデオ
14.ノーナ(インストゥルメンタル・デモ・アイディア)
15.オール・イン・ザ・ネーム・オブ…(ライヴ - ロシア/モスクワ)
DVD
トミー・リー、ニッキー・シックス、ドック・マギーによるインタビュー
ミュージックビデオ
・ワイルド・サイド
・ガールズ、ガールズ、ガールズ
・オール・アイ・ニード
【メンバー】
ヴィンス・ニール(ヴォーカル)
ミック・マーズ(ギター)
ニッキー・シックス(ベース)
トミー・リー(ドラムス)
◆モトリー・クルー『XXX: 30 Years of Girls, Girls, Girls』オフィシャルページ
この記事の関連情報
モトリー・クルー、生誕の地ハリウッドでクラブ・ツアー開催
モトリー・クルー、ビースティー・ボーイズ「Fight For Your Right」をカバー
モトリー・クルーのニッキー・シックス、アバター公演は「バンドにとって素晴らしいこと」
モトリー・クルー「いまはスタジオに入る理由がない」
ジョン5、モトリー・クルー公演でのエアギター疑惑を否定。そう見えた理由を解説
モトリー・クルーのメンバー、お互いの好きなところを語る
ニッキー・シックス、ロブ・ゾンビからジョン5を盗んだようで「申し訳なく思ってる」
モトリー・クルー、NYで開催したシークレット・ショウの動画公開
モトリー・クルー、新曲「Dogs Of War」制作のビハインド・ザ・シーン公開