＜朝霧 Jam'17＞、第3弾で新進気鋭MOUNT KIMBIE＆CHON

10月7日（土）、8日（日）に開催される＜It’s a beautiful day〜 Camp in 朝霧 Jam＞のオフィシャルサイトにて、本日、出演アーティスト第3弾が発表された。

今回発表されたのは、MOUNT KIMBIE、CHONの2組だ。

まず1組目のCHONは、アメリカ・カリフォルニア発の平均年齢23歳という若きバンドだが、早弾きやメタル色が濃かったバンド創生期に比べて現在ではロック調への傾倒が見られ、影響を受けたピアニストとして上原ひろみやRobert Glasper、Tigran Hamasyanなどの名を挙げ、Flying LotusやThundercatとコラボレーションをするのが夢と語る。様々なジャンルの音楽からインスピレーションを受けて制作活動をするプログレ・ロック・バンドである。

▲CHON

2008年にバンドを結成し、バンド名と同タイトルの4曲入りのデモ制作から活動を開始、その後は紆余曲折ありながらも2015年にデビュー・アルバム『Grow』をリリース、今年6月にはベーシストのDrew Pelisek脱退後、初期メンバーであったEsiahがバンドに復帰して初、バンドとしては2作目となるスタジオ・アルバム『Homey』を発表した。


CHONとは、Carbon（炭素）、Hydrogen（水素）、Oxygen（酸素）、Nitrogen（窒素）の人体を構成する4大元素の頭文字であるが、プログレ、ロック、ヒップホップ、エレクトロニック・ミュージックといったジャンルレスに取り込んでいる彼らの音楽的要素と朝霧JAMという唯一無二のヘヴンリィな空間においてのみ起きる化学変化は必見であるし、大自然の中でMarioとErickのギターがシンクロする瞬間は必聴だ。

一方、MOUNT KIMBIEは、今やポスト・ダブステップ・シーンにおける最重要バンドとして君臨するイギリスのエレクトロニック・ミュージック・デュオである。

▲MOUNT KIMBIE

2008年にロンドンにあるサウスバンク大学で出逢ったKai CamposとDominic Makerは共に音楽制作を開始し、EP『Maybes EP』『Sketch on Glass』のリリースによって飽和状態であったイギリスのクラブシーンに新たな時代の幕開けを告げた。2010年にはデビュー・アルバム『Crooks & Lovers』を発表、この作品はNME、MIXMAHなど各誌による2010年のベスト盤にノミネートされるなどめきめきと頭角を現し、ダブステップサウンドからインスパイアされたポスト・ダブステップとカテゴライズされ、ブレイク前のJames Blakeとのコラボレーションをはじめ、The Big Pink、Foals、The xxのリミックスを担うなど活動の幅も広い。今春リリースした3年振りの新曲「We Go Home Together」ではJames Blakeが参加して話題になった。SXSWやコーチェラといった世界の名だたるフェスでもパフォーマンスもしてきた彼らが大規模なEU TOURを前に、新譜を引っ提げて、朝霧の地を揺らしにやってくる！

今回の発表によって今年の朝霧JAMでは、BELLE AND SEBASTIAN、WILKO JOHNSONといった大御所に加えて、CHON、MOUNT KIMBIE、そして前回の出演者発表で明らかになったSuchmosといった、海外国内の音楽シーンにおいて注目度の非常に高い気鋭の3組を一挙に観ることができることが明らかになった。今後の展開が大きく期待できる3バンドの“今”を、観ておくべきタイミングで観ることができるこの好機を是非とも逃さないで欲しい。

▲Suchmos

▲BELLE AND SEBASTIAN

▲WILKO JOHNSON

▲CARL CRAIG

▲EGO-WRAPPIN'

▲UA

▲D.A.N.

▲ペトロールズ

▲Yogee New Waves

▲DJみそしるとMCごはんのケロポン定食

チケットはすでに一部の券種では完売が出ている状況の上、今回のこの発表によって完売は必須と言えるだろう。明日8月19日（土）から、一般発売が開始される。

＜It’s a beautiful day〜 Camp in 朝霧 Jam＞とは、世界で最も美しい山と称される日本一の山、富士山を臨むその圧倒的なロケーションにおいて、正真正銘のキャンプインフェスと、世界中の選りすぐりのアーティストといった「自然・音楽・キャンプ」をすべて同時に楽しむことができる天空のステージが用意された野外空間だ。

オールナイトで夜通し音楽を楽しむのではなく、CAMP INの名の通り、みんながキャンプをしながら音楽を楽しむのが朝霧スタイルで、音楽を愛するキャンパーたちの心をぐっと掴んで離さない日本を代表する野外音楽フェスティバルのパイオニア的存在でもある。雄大な富士山を臨む大自然の中で、美しく壮大に響く世界の選りすぐりの音楽に酔いしれながら大地と踊る感覚を味わえることができるのは、＜It’s a beautiful day〜 Camp in 朝霧 Jam＞という空間でしか得られない体験だ。また、この日本を代表するキャンプインフェスには地域密着型のフェスティバルとしても知られているとおり、ローカリズムの溢れるご当地グルメや、手作りアクセサリーなどが揃うフリーマーケット、ワークショップ体験など、ゆったり、まったりとできる上、犬連れOKでもあるので愛犬と共にライブやキャンプを楽しんでもいいだろう。

ラインナップに左右されることなく楽しめるのが朝霧JAMの特徴ではあるが、今年はそうそうたる顔ぶれだ。首都圏・関西・中部発の直行バスツアーはまだ受付中とのことなので、それらを利用するなどして未体験の人もこのチャンスを逃さないで欲しい。

文＝早乙女‘dorami’ゆうこ
朝霧JAM 写真＝宇宙大使☆スター

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