チェスター・ベニントン最後の出演番組、放送するかは家族次第
ミュージシャンが車の中でトークとカラオケを繰り広げる人気番組『Carpool Karaoke』のスピンオフは、チェスター・ベニントンが亡くなる数日前にリンキン・パークとの収録を済ませていたが、放送するかどうか、決定権はチェスターの家族に委ねるそうだ。
◆リンキン・パーク&ケン・チョン画像
『Carpool Karaoke』の司会者でスピンオフのエグゼクティブ・プロデューサーでもあるジェイムス・コーデンは火曜日(8月8日)、「どうして欲しいか、彼の家族もしくはあのエピソードに関わった人々に打診する」とAP通信に話した。「可能な限りデリケートに交渉にあたり、彼らの希望に沿いたい。それ以外に対処の仕様はないと思うから。完全に彼ら次第だ…。あれは悲劇だった」
この配慮に、チェスターの奥さんは「ありがとう @JKCorden」とツイートしている。
アメリカのトーク番組『The Late Late Show with James Corden』の1コーナーとして放送されてきた『Carpool Karaoke』は、俳優ケン・チョンを司会に迎え、Apple Musicでスピンオフの新シリーズを制作中。今週1stエピソードが放送された。
リンキン・パークは7月14日、チョンとの写真を投稿し「楽しい一日 with @kenjeong @CarpoolKaraoke @AppleMusic - チャンネルはそのままに」とつぶやいていた。チェスターが出演した最後のトーク・ショウだと考えられている。
Ako Suzuki