Chara × 岸田 繁(くるり)、コラボ曲MVに満島ひかり「こんな彼女いたら毎日楽しいだろうな」

Charaが7月19日、アルバム『Sympathy』をリリースした。同アルバム1曲目を飾る「Tiny Dancer」のミュージックビデオに女優の満島ひかりが出演していることが明らかとなった。

◆「Tiny Dancer」ミュージックビデオ 動画

「Tiny Dancer」は歌詞をCharaが、作曲＆サウンドプロデュースを岸田 繁(くるり)が手掛けたナンバーだ。Charaが2年程前から大事に温めてきた歌詞テーマが岸田 繁の手によって楽曲化されたもので、Chara自身にとって想い入れのある楽曲でもある。


Charaと満島ひかりは1年半前、満島のラジオ番組にCharaがゲスト出演したことをきっかけに親交を深めてきたという。アルバム『Sympathy』は、そのタイトル通り、Charaと共感／共鳴したゲストミュージシャンやクリエイターを多数迎えて制作されており、満島ひかりのミュージックビデオ出演もそのひとつとなる。

撮影を務めたのは映像作家や写真家として広告やミュージックビデオなどを手がける山田智和監督。Charaと以前から親交がある山田監督は、自らこの楽曲の映像化をCharaに志願したそうだ。もともと映像化を予定していなかった同曲だが、監督の熱意によって制作がスタートした。


ミュージックビデオ撮影は7月中旬、都内のハウススタジオにて。“愛した事は真実　私が置いていく物は、小さな態度　心を揺さぶるような　あなたへの愛だけ”という歌詞や、岸田が奏でた繊細な音を丁寧に辿るように、山田監督は撮影を進めたという。ストーリーは、半年間共に過ごした彼女(満島)が、“真実”という花言葉を持つ白い菊を置いて部屋から消えてしまうというもの。満島ひかりと山田監督自らのカメラが向き合いながら撮影された。

以下、満島ひかり、Chara、山田智和監督のミュージックビデオに関するコメントをお届けしたい。

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【満島ひかり コメント】
すてきに完成して良かったです。
山田監督から届いたコンセプトには、男の人の幻想みたいな女の子が描かれていて
はじめは、どうしたもんかと思ったのが正直なところでした。
だけど会ってお話をした時の、山田さんのピュアな想いにどきどきしてきて
私は、学生の頃からCharaさんの愛に満ちたオーラが大好きでした。
映画の中のヒロインや、愛を唄う女性たちに憧れていました。
あの頃の、ピュアなどきどきにまた掴まれた
1日の撮影だったけど、苦しいも悲しいも楽しいも愛おしいもあって
「僕は、たのしかった」と終わりに言ってくれた監督の顔が、いい顔でした。
Charaさんへ送る、私たちからの「小さな態度」です（照れ）
いつもありがとうございます

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【Chara コメント】
ひかりちゃんへ

はじまりは、山田監督がこの曲の映像を撮りたいって言ってくれたんだけど
それならば、全てお任せしようと思ったのは
彼、私のライブで写真撮ってた時泣いてたんだよね(あ、これ言っていいのかな)失恋しちゃったのかな。
その彼が、満島ひかりに手紙を書きたいんですよねって(出演依頼の想いのラブレターかな)って言ってて
私は2人のクリエイターの男女の共鳴を楽しみにしていました。
ひかりちゃんが引き受けてくれてよかった。
この映像、ひかりちゃんが監督だったのかもね
山田はカメラマン
恋愛する女の子は皆、誰でも監督と主演女優なのかなって思った
心の表情豊かになるよこれをみた人はみんな
ありがとう

LovexxxChara

P.Sもう一回見る！こんな彼女いたら毎日楽しいだろうなーーって思ったのは私だけかしら

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【山田智和監督 コメント】
記憶という消滅しつつあるもの、形を変えつつあるものを常に大事にしたい。
まるで音楽を作るように、満島さんとそこにある光を集める作業はとても幸福な時間でした。
思えば誰かに頼まれて作ったわけでもなく、Charaさんの楽曲に共鳴してできた純粋な映像です。

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