【レポート】BLACKPINK、武道館で初来日公演「期待に応えられるよう頑張ります！」

BLACKPINKが7月20日（木）に日本武道館でデビュー記念ショーケース＜BLACKPINK PREMIUM DEBUT SHOWCASE＞を開催した。

◆ライブ画像

BLACKPINKはBIGBANG、iKONらを擁するYG ENTERTAINMENTに所属する4人組ガールズグループ。2016年にデビューするやいなや、容姿端麗なビジュアルと鮮やかなダンスパフォーマンスで一気にブレイク。すでにグループ公式YouTubeチャンネルの再生数が9億回を突破するなど、世界が注目するグループだ。そして遂に8月30日（水）発売のミニアルバム『BLACKPINK』をもって日本デビューが決定。そのリリースに先駆けて行われたのが、昨日のデビュー記念ショーケース＜BLACKPINK PREMIUM DEBUT SHOWCASE＞だ。

初来日公演の舞台となった日本武道館はソールドアウト。若い女性を中心に、多くのファンが詰めかけた。そしてファンがかざしたサイリウムで会場全体がピンクに染められる中、武道館の中央に設けられたステージにメンバーひとりひとりをピックアップしたオープニングムービーが流れショーケースライブがスタートした。


ピンクの照明に照らされたステージに現れた4人が「BOOMBAYAH」を歌い始めると、すぐに生のパフォーマンスを初めて見るファンから歓声があがる。個々のキレのあるダンスはもちろん、時に妖艶に絡みつくセクシーさもみどころだ。ミュージックビデオと同じようにROSÉがメンバーの足元をくぐり抜ける場面も。そして“火遊び”という意味の「PLAYING WITH FIRE」では、炎が上がる演出の中、4人の息がぴったりあったパフォーマンス。しょっぱなから彼女たちの魅力を存分にみせつけた。

途中、メッセージムービーが流れるコーナーもあり、彼女たち自身の口から早く日本で活動したい、これからもグローバルにファンに会いに行ってライブがしたい、などと今後の活動への意気込みを伝えてくれた。ムービーのあとガーリーカジュアルなミニスカートの衣装にチェンジしたメンバーは、切ない乙女心を歌った「STAY」を歌唱。ファンに手を振りながらステージを歩くメンバーからは、彼女たち発祥で女子中高生に大流行しているポーズ“ブラピンハート”も飛び出す。


MCでは「こんばんは、私たちはBLACKPINKです」「みなさんの期待に応えられるよう頑張ります。宜しくお願いします」と、一生懸命勉強しているという日本語でファンに挨拶した。そしてラストは「AS IF IT’S YOUR LAST」。この曲では、「STAY」で見せたお茶目な雰囲気とは裏腹に、激しいダンスを繰り広げる。蝶をかたどったピンクの紙吹雪が舞い、ファンも今日一番の盛り上がりを見せた。曲が終わるやいなや、すぐさま大きなアンコールの声が上がり、4人は「ありがとうございます！」と感謝の気持ちを述べながら1曲目に披露された「BOOMBAYAH 」をKR.verで歌ってショーケースライブが終了した。

初来日公演にして海外新人アーティストとしては極めて異例の日本武道館におけるデビュー記念ショーケースは、大成功。今後BLACKPINKは、8月27日（日）に味の素スタジアムで開催される＜a-nation 2017＞でパフォーマンスを行う。




◆BLACKPINK オフィシャルサイト