【イベントレポート】Da-iCE工藤大輝、『極光』のすべてを明かした写真集発売イベント
Da-iCE 工藤大輝が本日7月9日(日)に東京・HMV&BOOKS TOKYOにて自身初のソロ写真集『工藤大輝写真集 -極光-』発売イベントを行った。
◆イベント画像(21枚)
30歳という節目の年に何かを形に残したいとの思いから、企画・構想から完全に彼のセルフプロデュースで制作された本作。使用されているコーディネートも彼自身の私服を取り入れたスタイリングで、「Da-iCEの工藤大輝」とは違った素の「工藤大輝」が見られる。それだけでなくこの写真集にはさまざまな仕掛けがなされており、発売前から写真集を手に取ったあとまで楽しめる工夫が盛り込まれている特別な作品だ。
本日の出版記念イベントに工藤大輝は写真集で着用したものと同じスーツで登場。「めっちゃ暑い!今日、Tシャツ着てシャツ着てベスト着てジャケット着てるんですよ、この暑さで(笑)!」とさっそく今の気持ちを述べ、会場は一気にアットホームな雰囲気に。
イベントではその彼自身のキャラクターの通りなごやかなムードの中、撮影のしょっぱなからニットを前後逆に着てしまっていたことや、ベッドに横たわるシーンは本当は撮る予定ではなかったことなど、撮影時のエピソードなどが語られた。写真集内のエスカレーターに座るシーンや本を選ぶシーンなどはこのHMV&BOOKS TOKYOで撮影されたことも初めて明かされ、「みんな意識せずとも聖地巡礼みたいになってるんだよ(笑)」とファンを驚かせる。
また、ファンから質問を募るコーナーもありそれに応える形で「女の子の服装はボーダーが好き」、「コーディネートは雑誌を参考にしつつ自分が似合うように上手くアレンジする」などプライベートについても話す。そしてこの写真集の発売前から仕込んでいたネタについて、Instagramを使っての告知と写真集の最終ページがリンクしていること、撮影の風景を収めた付属のDVDには自身が作曲したBGMが使われていること、そして写真集の中に書かれている詩がそのBGMと合わさって「極光」という曲になることを明言。こういった仕掛けのすべても彼自身が構想段階から考えていたとのことだ。
最後には手に持った写真集に収められた詩を追いながら、写真集のテーマ“極光”、そして裏テーマ“虚構”について綴った楽曲「極光」を歌唱。同曲は現段階では写真集発売イベントのみで聞くことができるレアな楽曲で、まだDa-iCEのほかのメンバーにも聞かせていないという。集まったファンは写真集を見て詩を噛み締めつつ、彼の歌声に耳を傾けていた。その後、集まったファンひとりひとりの写真集の裏表紙に本日限定のスタンプを押してイベントは終了した。
なお、工藤大輝はイベント前の会見でこの写真集について「普段の“Da-iCEの工藤大輝”とは違う内容だったりパーソナルな部分が多いので、イベントに遊びに来てもらう方には歌の意味や詞を伝えていきたい」とコメント。また、先日30歳の誕生日を迎えたばかりの彼は「20代はアイディアを溜めていた。30代はそれを形にしていく」とも述べており、Da-iCEのメンバーとしてだけでなくクリエイターとしての彼のいまのすべてが詰まっているのがこの写真集だと言える。アイディアはまだまだあり、企画書も書き溜めているという工藤大輝。現在、プロデュースの企画も温めているとのことだ。
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