LILI LIMIT、LILI CAFÉ＋フリーライブ大盛況「僕らは新しいステージに」

LILI LIMITが6月28日に2nd EP「LAST SUPPER EP」を発売する。このリリースを記念して7月2日、東京･渋谷にて一日限りの『“LILI CAFÉ” ～LILI LIMIT×manu coffee～』企画が開催された

◆LILI LIMIT 画像

正午12時よりタワーレコード渋谷店店頭にオープンしたLILI CAFÉは、販売開始から常に十数人が並ぶほどの盛況ぶり。豆にこだわったmanu coffeeならではのコーヒーやカフェラテ、カフェモカ、エスプレッソなど約10種類のメニューが用意されたほか、特にメンバーがセレクトした“リリシェイク”が人気を博していた様子。当初は夜20時頃までの営業予定だったが、夕方18時頃にはコーヒー豆が無くなり、完売状態に。


また同日、渋谷LUSHにて開催されたフリーライブには開場前から200人以上のファンが集結し、開演の16時を迎える頃には入場規制がかかるほどの大きな賑わい。

「お待たせしました、LILI LIMITです。ようこそお越しくださいました」という牧野純平（Vo）の言葉から、最新EP収録の「LIKE A HEPBURN」でライブがスタート。続く「Kitchen」では客席も手を挙げてバンド演奏に応える。


「新しいステージに僕らは立とうと、そのために最後の晩餐を作ろうと思って「LAST SUPPER EP」を作りました。食というのは、過去に対するものじゃなくて、これからの力になるためのもので。食べる行為は未来を生きるためにすること。そういう思いを込めて4曲入りのEPを作りました。LILI LIMITの新しいステージに見合った曲ができたんじゃないかなと思っています」──牧野純平

というMCに会場からは拍手が。「9月のワンマンツアーまでやらないでおこうと思っていたけど、今日特別にやりたいと思います。今の時代に向けて歌った曲」と始まった「ERAION」はソリッドな演奏に加え、メンバー全員で合唱するサビが印象的なナンバーだ。後半は「Girls like Chagall」、そして最新曲「LAST SUPPER」で締めくくられた。


鳴り止まないアンコールに応えて再び登場したメンバーは、「渋谷のLILI CAFÉ 行きましたか？」「何飲んだ？」と志水美日（Key）と黒瀬莉世（B）の少し朗らかなMCでLILI CAFÉイベントの話題に花を咲かせた。

また、牧野純平の「アンコール、聴きたい曲ありますか？」という言葉に場内から様々な楽曲名が飛び交い、「みんな同時にしゃべりすぎて何も聴こえない（笑）」と笑いを誘う場面も。アンコールはインディーズ時代の「at good mountain」を演奏、終演後にはサイン会も行われ、フリーライブが大盛況のうちに幕を閉じた。

LILI LIMITは「LAST SUPPER EP」を引っ提げて9月、仙台を皮切りに地元･山口など全国6カ所を廻るワンマンツアー＜LILI LIMIT presents Archive＞を開催する。

撮影◎ririco:ramu





◆LILI LIMIT オフィシャルサイト