Thinking Dogs、映画『リンキング・ラブ』主題歌に抜擢。本田美奈子をカバー

Thinking Dogsが2017年6月24日（土）にメジャーデビュー2周年を迎え、渋谷duo MUSIC EXCHNAGEで記念ライブを開催した。

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2014年に前身バンドが＜イナズマロックフェス＞準グランプリを獲得し、秋元康による楽曲提供と新人としては異例ともいえる大型タイアップの数々で2015年にメジャーデビューしたThinking Dogs。一方でメンバーは同居生活でバンドの土台を固め、4人の“自宅”からのニコ生を行なったりもしている。表舞台と地道な下積みとのコントラストがある意味赤裸々だったのが彼らだ。3rdシングルから最新4thシングル「Are you ready?」までには1年2ヶ月もの間があき、その間彼らはひたすらライブでバンドの芯を鍛え上げることに力を注いだ。





そんな彼らの2周年記念ライブには、彼らの成長を見守ってきたファン達が集結。Thinking Dogsは「3times」を皮切りにシングル曲を網羅して披露し、TSUBASAのヴォーカルワークをはじめとした完成度の高いパフォーマンスで観客を魅了した。また、メンバーによる自作曲としてはシングル初収録となった「ハートビート」や、ライブ限定曲においてはオーディエンスを強烈に巻き込む押しの強さを見せた。3rdシングル当時まではなかった新しい側面だ。アコースティックによる各メンバーの思い出楽曲カバーや、Thinking Dogs恒例のパートチェンジでは彼らの遊び心も光る。

アンコールでは、新たな展開としてThinking Dogsが映画『リンキング・ラブ』の主題歌を担当することも発表され、会場が大いに沸き返った。映画『リンキング・ラブ』はバブル末期の1991年にタイムスリップした女子大生が、両親と自分の未来のためにアイドルグループを結成し、奮闘するガールズパワームービー。監督は“平成ガメラ”シリーズや、“デスノート”を手掛けた金子修介が担当し、AKB48の田野優花が主演を務める。

Thinking Dogsが主題歌として歌うのは本田美奈子の大ヒット曲「Oneway Generation」。この日のライブで初披露となった。メンバーのJunが「初披露は緊張します」と緊張を見せていたものの、実際にはこの1年で様々なカバーに挑戦した経験がパフォーマンスにも活き、見事な演奏に仕上がっていた。

また、次回のワンマンライブとなるメンバーわちゅ～（B）の生誕祭が2DAYSに渡って開催されることも発表となった。このライブは初日が＜わちゅ～生誕祭 Day1 ～アコースティックな夜～＞と題したアコースティックSETでのライブ、2日目が＜わちゅ～生誕祭 Day2 ～ワチュワNight 2017～＞と題したバンドSETでのバンド初の2DAYSワンマンとなる。わちゅ～は、「みんなに祝ってもらえるのが嬉しい。色々準備していこうかなと思っています」とコメントし、その意気込みを見せた。





関連リンク
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