エヴァネッセンスのエイミー、新作の制作過程を語る
エヴァネッセンスのエイミー・リーが、この秋リリース予定のニュー・アルバム『Synthesis』について語った。バンドはこの作品で、エレクトロニカとオーケストラを融合し過去の曲を再構築した。
◆エヴァネッセンス画像
エイミーはGraspop.beのインタビューでこう話した。「本当にビューティフルなプロジェクトよ。美しいフル・オーケストラに焦点を当てることで、曲が生まれ変わった。エレクトロニックのクールな要素もあるわ。そういう要素は私たちの音楽の中にいつもあったけど、フル・オーケストラは今回が初めて。これまではストリングスがメインだった。とても美しく、クラシックで壮大でグルーヴィーなものになったわ。すごくいい感じ」
どのように曲をリワークしたのか、エイミーは明かした。「すべてのマスター・セッションを聴き直し、“このパートは多分、もっと長くすべきね。最初のパートはストリングスとピアノだけで行こう”って決め、構成し始めたの。エヴァネッセンスの3枚のアルバム全てでストリングスをアレンジしたデヴィッド・キャンベルが、今回、フル・オーケストラをやったのよ。私たち、彼、それにプロデューサーのウィルが、Dropboxにそれぞれのアイディアを放り込み、数ヶ月、テニスみたいにそれを打っては返し合ってたわ。そしてようやく、このツアーを始める直前にレコーディングしたの。ゴージャスよ。完成が楽しみ」
4月終わりにツアーを開始したエヴァネッセンスは、秋に、この『Synthesis』のリリースに合わせオーケストラとの特別ツアーを計画しているそうだ。
『Synthesis』にはリワークしたバック・カタログに加え、新曲も収録予定。リリース日等の詳細はまだ明かされていない。
Ako Suzuki