ローランドからエレクトロニック・ドラムや世界中の打楽器の音色を手軽に演奏できる電子パーカッション4機種

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誰でも気軽にパフォーマンスに取り入れられる新しいタイプのデジタル・パーカッション・パッド「SPD::ONE」(エスピーディーワン)シリーズ4機種がローランドから登場した。6月24日より発売される。

ローランドが5月26日から6月23日かけてシンセ、パーカッション、ギター関連の新製品14機種を発表するオンラインイベント「ザ・フューチャー・リディファインド」。その初日に発表されたのは、コンパクトなデジタル・パーカッション・パッド。普段使っている楽器のセッティングに加えるだけで「エレクトロニック・ドラム音」や「世界中の打楽器音」などバリエーション豊かなパーカッション・サウンドが楽しめるアイテムだ。


4機種それぞれ異なるサウンドを搭載するが、どこでも持ち運べるコンパクトで堅牢なボディは共通。電池駆動にも対応する(単3乾電池×4本使用、ACアダプターは別売り)。スティックだけでなく手で叩いたり足で踏んだり、さまざまなスタイルの演奏が可能。ギタリストがアコースティック・ギターを演奏しながら足でリズムを鳴らすこともできる。市販のハイハット/シンバル/タム・スタンドやマイク・スタンドに取り付けられるアタッチメントが付属するのもうれしいところ。音のチューニングやエフェクト効果などの音色調整は本体パネルの4つのツマミでカンタンに設定可能だ。


▲付属のアタッチメントで手持ちのスタンドにカンタンに取付可能。


▲背面にはメイン出力とヘッドホン出力、左側面には感度調整つまみとUSB端子を用意。メイン出力はWAV PADがステレオでその他はモノラル。

「SPD::ONE ELECTRO」、「SPD::ONE KICK」、「SPD::ONE PERCUSSION」の3機種は、タイプの異なるサウンドをそれぞれ22種類内蔵。「SPD::ONE WAV PAD」は好きなオーディオファイル(WAV形式)を本体に取り込んで演奏が楽しめる。

グリーンの「SPD::ONE ELECTRO」は、ダンスミュージックで人気のリズムマシン、ローランド「TR-808」のスネアやハンドクラップなど22種類の電子ドラム・サウンドを内蔵。ドラムセットなどに組み込んで演奏にアクセントを加えられる。

イエローの「SPD::ONE KICK」は、アコースティックからエレクトロニックまでのキックドラム音を中心に22音色を搭載。ギタリストやパーカッション奏者が足元で踏んで演奏し、曲にビート感を加えることができる。

ホワイトの「SPD::ONE PERCUSSION」には、タンバリン、ティンパニやシェーカーなどのさまざまなパーカッション音色を22種類搭載。バラエティ豊かな音色が楽しめる。

レッドの「SPD::ONE WAV PAD』は、オーディオファイル(WAV形式)を、本体に最大360分取り込み可能。効果音を再生したり、フレーズを繰り返し再生させながらソロ演奏を行ったり、曲の伴奏として再生させるなど、さまざまなパフォーマンスに使用できる。楽曲の再生とは個別にクリック音を取り込めるので、曲を再生しながらドラマーにクリックを送るといったことも可能だ。

「SPD::ONE WAV PAD」以外の機種も1つのオーディオファイルを使用できるユーザー・サンプル機能を搭載。パソコンとUSB経由で接続して最大5秒までのオーディオ・ファイル(WAV)を本体に取り込める。取り込みはパソコン上のWAVファイルをドラッグ&ドロップするだけ。取り込んだオーディオ・ファイルは、内蔵音色と同様にチューニングやエフェクトを使った音作りが可能。また、USB経由でMIDIデータの送信が可能。DAWの入力ツールとしても利用できる。





製品情報

◆SPD::ONE ELECTRO
価格:オープン
◆SPD::ONE KICK
価格:オープン
◆SPD::ONE PERCUSSION
価格:オープン
◆SPD::ONE WAV PAD
価格:オープン
発売日:2017年6月24日

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