スマホアプリ連動で素早くギターを自動チューニング、楽器診断&張り替え診断もできる「Roadie Tuner」登場
ギターのペグに取り付け、スマホアプリと連動することで素早く正確にギターをチューニングできるアイテム、「Roadie Tuner」が登場した。
初心者ギタリストにとってギター習得の最初の難関となるのがギターのチューニング。それをスマートフォンアプリと連動してカンタンに行えるのが、Band Industries社の「Roadie Tuner」だ。本体は電動ドライバーを思わせる形状で、これをギターのペグに取り付けると自動で回転し、チューニングを行う。それを制御するのはスマートフォン/タブレットと専用のアプリだ。
▲コンパクトな「Roadie Tuner」本体。チューニングヘッドは標準のギター・ペグに適合。
チューニングの方法はいたってカンタン。ギターのペグに本体のチューナーヘッドを取り付けたうえで、ギターの前にスマホを置いて専用アプリを起動。弦を弾くとスマホのマイクがギターの音を捉え、「Roadie Tuner」本体にBluetoothでチューニングコマンドと呼ばれる制御用情報を送信、それに従ってペグを回転させて1本ずつ弦のチューニングを行う。その仕組みは紹介動画を見れば一目瞭然。非常にシンプルだ。
オーディオ処理はすべてスマホで行われるので、エラーの発生が少なく手動チューニングよりもずっと正確になるのもポイント。「Roadie Tuner」のチューニングプロセスは、平均的な人間の耳の3倍正確とのこと。また、ギターを数秒で微調整できるほか、独自のカスタム・チューニングの作成にも対応、1分以内に完全にチューニングを変更することができる。ギター・セッションにチューニングの異なる複数のギターを用意する必要はないというわけだ。そして、初心者ならこれまでチューニングにかかっていた時間を、練習に回すことができるので、より早い演奏の上達が望める。
▲オープン・チューニングはじめさまざまなチューニングに対応(左)。Good、Average、Badと各弦の状態がひと目でわかる診断機能(中)、弦の張り替えにはWind/Unwind機能(右)を搭載。
楽器診断機能もうれしい機能。専用アプリでは楽器のプロファイルを作成したり、メンテナンス履歴を記録することが可能。弦の弾力性と音調を追跡し、弦の摩耗の程度から張り替えタイミングを知らせてくれる。アプリを使えば使うほど楽器についてより多くの情報が得られ、より正確な予測が可能になり、弦の健康状態をよりよく知ることができるのだ。また、アプリの操作で弦を張ったり緩めたりといったことも可能。弦の張り替えも手間なくに行える。
本体はLiPo充電池内蔵で、充電はマイクロUSB経由で行う。本体サイズは5×8cm、重さ100gとポケットに収まるサイズ。販売は動画ショッピングサイトDISCOVERで行われ、配送は8月を予定。クラウドファンディング商品となるので、サイトの記載内容をチェックの上申し込みを。
製品情報
価格:13,800円(送料込・税込)
日本通常販売価格:19,800円(送料込・税込)