ディキャピテイテッド、新作はブルータルでグルービー
ヴェイダーとも縁の深いポーランド出身のエクストリーム・メタル・バンド:ディキャピテイテッドが、およそ3年ぶりとなるニュー・アルバム『アンチカルト』を7月7日に発売する。
◆ディキャピテイテッド画像
ポーランド南東部の街クロスノにて1996年に結成されたディキャピテイテッドは、平均年齢14歳という若さながら当時から並外れた演奏力を備えていたバンドだった。彼らは、同郷の兄貴分というべきヴェイダーの司令塔ピーター(Vo、G)がプロデュースした『ウィンズ・オブ・クリエイション』で本格的にデビューを果たしたものの、2007年にメンバーを乗せたバスが交通事故に巻き込まれ、中心人物ヴァツワフ“ヴォッグ”キルティカ(G)の実弟ヴィトルド“ヴィテク”キルティカ(Dr)が他界、エイドリアン“コヴァン”コヴァネク(Vo)が昏睡状態に陥る大惨事に見舞われた。当然ながら、この事故によりバンドは敢えなく活動を休止することとなったが、彼らは2011年に新たなラインナップで不屈の再起を果たし、一座の健在ぶりと変わらぬ前進意識を力強くアピールしてくれた。
「このレコードを紹介する最初の曲『ネヴァー』は、ファストでテクニカル、それから最も重要なことだが、ヘヴィだ。俺達にとってはそれこそがディキャピテイテッドのすべてだよ。ライヴでプレイするのが本当に楽しくなるだろうな。みんなも楽しんでくれ!」──ヴォッグ
このニュー・アルバム『アンチカルト』には、ディキャピテイテッドの最も得意とするブルータルでグルーヴィなエクストリーム・メタルの最新形が活き活きと封じ込められている。ブルータルかつグルービーな音楽性がさらに磨き上げ、充実のアルバムに仕上がったようだ。
Photo by Oscar Szramka
ディキャピテイテッド『アンチカルト』
【CD】¥2,300+税
【30セット通販限定CD+Tシャツ 】 ¥5,000+税
※日本語解説書封入/歌詞対訳付き
1.インパルス
2.デスヴァリュエーション
3.キル・ザ・カルト
4.ワン-アイド・ネーション
5.アンガー・ライン
6.アース・スカー
7.ネヴァー
8.アーメン
ラファウ “ラスタ” ピオトロフスキー(ヴォーカル)
ヴァツワフ “ヴォッグ” キルティカ(ギター)
フーベルト・ヴィエタック(ベース)
ミハル・リセイコ(ドラムス)
◆ディキャピテイテッド『アンチカルト』オフィシャルページ