クリープハイプ尾崎世界観、ガリガリガリクソン&玉川大福出演の自主企画終演

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クリープハイプの尾崎世界観が5月7日、東京・上野恩賜公園水上音楽堂にて<尾崎世界観の日 特別篇 2017>を開催した。

◆イベント画像

<尾崎世界観の日>は尾崎自らがブッキングを担当して不定期で行なわれているイベント。2016年にも“特別篇”が同会場で実施され、椎木知仁(My Hair is Bad)、YO-KING(真心ブラザーズ)、石野田奈津代が出演。今回はお笑い芸人・ガリガリガリクソン、浪曲師・玉川大福(曲師:玉川みね子)という一風変わったゲストが迎えられた。


トップバッターのガリガリガリクソンは、意気軒昂と登場すると「R-1グランプリに落ちたネタやりまーす」と皮肉交じりに場を盛り上げ、観客を弄りながらその場をどんどん掌握していく。ギャグが滑り一時笑い声がなくなると、「これはお客さんが悪いんですよ!皆さん一緒に歌ってください!」とクリープハイプの「ラブホテル」の替え歌を披露し、「客のせい 客のせい 客のせいにすればいい〜」と大熱唱し観客をわかせた。


続いて、洗練された三味線の音にいざなわれ、玉川大福が登壇。「色々な場に出させて頂きましたが、今日ほど振り幅のある舞台は初めてです」と会場の笑いを誘い、普段はあまり馴染みがないであろう観客に対し、道に迷わないよう解説しながら浪曲の旅へと案内した。

大トリの尾崎世界は、クリープハイプの代表曲から最近は披露していない初期の楽曲まで、レアなセットリストを全編弾き語りスタイルで披露。最新シングル「イト」のカップリング曲「君が猫で僕が犬」のライブ初披露からスタートし「ボーイズENDガールズ」「チロルとポルノ」と続く。


「予定とは違いますが早めに呼びます。長谷川カオナシが来ます。」とゲストとしてクリープハイプのベーシスト長谷川カオナシを呼び込むと、「一昨日声が掛かった」というMCから長谷川が作詞作曲したクリープハイプの「買いもの」を弾き語りでパフォーマンス。掛け合いが印象的な「グレーマンのせいにする」では、阿吽の呼吸が悠々と会場を包んだ。

再び尾崎ひとりの空間に戻ると「マルコ」「イノチミジカシコイセヨオトメ」などを立て続けに演奏。アンコールを含めて全14曲を披露し、イベントは幕を下ろした。


■尾崎世界観(クリープハイプ) セットリスト

1. 君が猫で僕が犬
2. ボーイズENDガールズ
3. チロルとポルノ
4. 商店街、手紙、天気予報
5. 君の部屋
6. 買いもの(※カオナシソロ)
7. グレーマンのせいにする(※カオナシとデュオ)
8. マルコ
9. 猫の手
10. 大丈夫
11. イノチミジカシコイセヨオトメ
12. ねがいり
EN 1. exダーリン
EN 2. 大丈夫
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