世界を代表する3つのピアノ音源搭載、Bluetoothオーディオにも対応、奥行き29cmのコルグ・デジタル・ピアノ「G1 Air」

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▲G1 Air BK(ブラック)

世界を代表する最高峰の3つのコンサート・グランド・ピアノ音色を搭載したデジタル・ピアノ「G1 Air」がコルグより登場した。5月中旬より発売される。

4月12日にハイアットリージェンシー東京で開催された発表会では、G1 Airのイメージ・キャラクターを務める松井咲子がピアノ演奏を披露し、華やかなものとなった。

コルグ・デジタル・ピアノの新しいハイエンド・モデルとなる「G1 Air」は、奥行きわずか29cmのエレガントなキャビネットに4スピーカー・80Wの迫力サウンドのスピーカーシステムを搭載。カラーはブラック、ホワイト、ブラウンをラインナップする。

音源は世界的に有名な3つのコンサート・グランド・ピアノ音色を搭載。その多彩な表現力により多くのピアニストから支持される世界で最も有名なドイツ製のピアノ、ボディ全体で共鳴することによって奏でられる、柔らかい音を特徴とするオーストリア製のピアノ、そして明るく親しみやすい音を特徴とする日本製のピアノを用意。曲調や気分に合わせて音色を選ぶといった、生ピアノではできない電子ピアノならではの楽しみ方ができる。

演奏フィールから響きまでグランドピアノを再現するための機能も用意。演奏の強弱に応じて4つのピアノ・サンプル音源を切り替えるほか、ダンパーペダルを踏んだ時の弦の共鳴によるリアル響きや、ダンパーが外れている音程の弦が演奏した音程の倍音に共鳴しリバーブのような効果、鍵盤から指を離した時の音の余韻までも再現する。

このサウンドをさらに魅力的に鳴らすのが、専用設計の2ウェイ・4スピーカー・システム。鍵盤下の12cm×2の大口径スピーカーがボックスの共鳴によりふくよかな深みと迫力を演奏者にダイレクトに伝える。一方、鍵盤上の5cm×2のスピーカーは、上部スリットからの上方向へ抜ける弦の響きと、背面からキー・カバーに反射させることでボディの響きや豊かな弦の余韻を再現する。アンプ部は各20W、トータル4スピーカー・80Wの迫力のサウンドで、ピアノの響きが体感できる。

スマホ世代にうれしいのが、Bluetooth機能。スマホやタブレットと無線で接続し、音楽プレーヤーアプリやYouTubeなどで再生した曲と一緒にピアノの演奏が楽しめる。ピアノを演奏しない場合は、「G1 Air」をパワフルなBluetoothスピーカーとして利用できるのもポイントだ。

鍵盤はグランド・ピアノ同様、高音部にいくほど軽くなるタッチを再現したリアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3(RH3)鍵盤を採用。タッチの強さにより5段階の音の出方(軽め、標準、重め、安定、一定)を設定できるキー・タッチ・コントロールに対応し、自分のタッチに合わせて演奏が楽しめる。また、鍵盤を保護するキー・カバーを開くと、めくれ防止のスリットを備えた譜面立てとして使用可能。ペダルはダンパー、ソフト、ソステヌートの3本ペダルを標準装備。ダンパー、ソフトはハーフ・ペダルにも対応する。

ピアノ音色だけでなくエレクトリック・ピアノやオルガン、クラビ、アコースティック・ギターやストリングスなど計32種類のサウンドを内蔵。エフェクトは、ブリリアンス、リバーブ、コーラスの3種を用意、内蔵音色にはそれぞれ最適なエフェクトがあらかじめプリセットされているので、音色を選べばすぐに最高の音で演奏が始められる。

右手でピアノ、左手でベースを弾けるスプリットや、2つの音色を重ねられるレイヤー機能も搭載。さらに鍵盤を左右に分けて2人の演奏者が同じ音域で演奏できるパートナー・モードも用意。テンポコントロールやパート別(右手・左手)再生ができる40曲のピアノ・ソング内蔵、2パートのレコーダー機能と合わせて、レッスンに活用できる機能も揃っている。


▲G1 Air WH(ホワイト)


▲G1 Air BR(ブラウン)

製品情報

◆G1 Air
価格:オープン(市場予想価格 10万円前後)
発売日:2017年5月中旬

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