【イベントレポート】新宿ユニカビジョンでMrs. GREEN APPLEライブ映像のプレミアム上映会にメンバーがサプライズ登場、アプリ連動で臨場感ある高音質サウンドも配信
2017年4月4日(火)、西武新宿駅前のユニカビジョンにて、Mrs. GREEN APPLEの『In the Morning Tour - LIVE at TOKYO DOME CITY HALL 20161208』リリースを記念する<“Share MGA”プレミアム上映会>が開催された。
約100平方メートルのLEDビジョンが3面という巨大さと、非常に鮮やかな色彩がとても目を引くユニカビジョン。ここで今回上映されたのは、10代を中心に人気上昇中のMrs. GREEN APPLEのライブ映像だ。昨年の全国ツアーのファイナル、東京ドームシティホールでのライブの模様を収録したブルーレイ/DVD『In the Morning Tour - LIVE at TOKYO DOME CITY HALL 20161208』が4月5日に発売されるのを記念し、なんと発売前日にその全曲を公開してしまおうというのが、このプレミアム上映会だ。
会場は新宿大ガードの交差点を挟んでユニカビジョンの向かい側、西武新宿駅前ペペ広場だ。このプレミアム上映会があることは数日前に告知されたばかりだったのだが、広場付近には平日にもかかわらず早くから熱心なファンが数多く集まった。上映の1時間ほど前の15時頃からは広場の各所でグッズが配布され、人だかりができた。ちなみに配布されたグッズは、Mrs. GREEN APPLEのロゴが大きく描かれた特製のマスクだった。
以前のイベントと同じく、スマートフォンアプリ「Another Track」と連動した高音質サウンドの同時配信も実施された。アプリを起動し、上映中のユニカビジョンにスマホの画面をかざすと、ユニカビジョンで再生中の曲を、スマホにつないだヘッドフォンで聴くことができるのだ。無線タイプのヘッドフォンの無料貸し出しも行われたので、スマホやヘッドフォンを持っていなくてもこのサウンドを体験できたのもうれしいところだ。無線ヘッドフォンへのサウンドは、場内2か所に立つスタッフが持っている長いポールの先につけられたアンテナから配信される。その近くの指定されたエリアにいれば、つねに最適な状態で聴けるというわけだ。
▲「Another Track」で高音質サウンド再生中の画面。アプリの指示に従って事前にデータをダウンロードしておけば、上映中にスマホをかざして数秒で、映像とシンクロしたサウンドの再生が始まる。
上映開始の16時になると、画面にはMrs. GREEN APPLEが登場。メンバーそれぞれの“セットにこだわったところを見てほしい”、“自由に楽しんでできたライブだったので、一緒に楽しんで見てほしい”などのコメントに続き、いよいよ『In the Morning Tour - LIVE at TOKYO DOME CITY HALL 20161208』の上映がスタート。画面には、ステージにメンバーが登場し、派手な照明とともに「VIP」をプレイする様子が映し出される。画面近くにあるスピーカーから流れる音はそれほど大音量ではないが、音量も音質もライブを楽しむには十分だ。映像の中で沸き上がる歓声も、実際に今この周囲から聞こえているのかと錯覚するほど臨場感があるし、画面も巨大だから、交差点を挟んで画面とは距離があることを忘れてしまいそうになる。
スマホを画面に向けて撮影したり、画面をバックに自撮りしたり、思い思いの様子でみんなが楽しんでいたし、広場を通り抜ける人の中にも、立ち止まって画面を見上げる人は多かった。そんな中、ヘッドフォンを使っている人たちは食い入るように画面を見つめ、集中して聴き入っていた。ヘッドフォンから流れる高音質サウンドなら、臨場感はさらにアップ、細かいところも聴きとれるし、周囲の騒音も気にならない。それに、画面とは少し距離があるので、スピーカーからの音は場所によってほんのわずかにずれることがあるのだが、ヘッドフォンなら画面とぴったりシンクロする。ヘッドフォンを使えば、新宿のど真ん中、しかも屋外にいることを忘れるほど、ライブ映像に没頭することができるのだ。
もう一つのスマホアプリ「VISION α」との連動によるプレゼント企画も実施された。上映中にアプリを起動し、ユニカビジョンにスマホをかざして応募するというものだ。この日は応募者中、10名にMrs. GREEN APPLE サイン入りポスター、20名にAmazonギフト券がプレゼントされた。
今回はすべての曲がノーカットフルバージョンで上映されたため、上映時間は約2時間にもなった。中盤以降は風が出てきて少し肌寒くなってきたが、帰る人は皆無。それどころかリズムに合わせて身体を動かし、ノリノリになっていく人がどんどん増えていった。アンコールの「庶幾の唄」まで18曲、まるでライブ会場にいるかのように楽しめた人も多かったのではないだろうか。
これで終了かと思ったが、最後にサプライズが用意されていた。広場の様子を映した画面をよく見ると、なんとすぐそばのテラスにMrs. GREEN APPLEの5人のメンバーがいたのだ。まさかメンバーが来ているとは誰も思わなかっただろうし、しかも目と鼻の先のテラスに登場したものだから、キャアッと悲鳴のような歓声が上がり、全員がテラスに振り向いた。メンバーはそれぞれ手を振りながら“今日はありがとう”などと感謝を伝えるとすぐに退場し、これで上映会は終了した。
終了後、集まったファンに話をきいてみると、“楽しかった”、“また次の機会にも来たい”といった感想も多かったし、“ヘッドフォンが本当にいい音だったので楽しめた”と音の良さに関するコメントもあった。また、“最後にメンバーが登場してすごくびっくりした”と上気した顔でコメントしてくれた女子2人組のように、この上映会のために新宿に来たという人も多かったようだ。
ユニカビジョンでは、今後も様々なアーティストのライブ映像などを上映する予定だ。現在は4月9日までCNBLUE、4月12日までスガ シカオとMIYAVIのライブ映像が毎日上映されており、いずれも「Another Track」と連動した高音質サウンドの配信や「VISION α」を使ったプレゼント企画が実施されている。ユニカビジョンのWebサイトで上映時刻など詳細を確認のうえ、ぜひスマホとお気に入りのヘッドフォンを持って、迫力の映像とサウンドを体験しに行ってもらいたい。
リリース情報
発売日:2017年4月5日(水)
■DVD UPBH-20180/1(2 DISCS)税抜¥3,980(税込¥4,298)
■Blu-ray UPXH-20050 税抜¥4,980(税込¥5,378)
【DVD2枚組内容】※Blu-rayは1枚にすべて収録
DISC1:片面2層 約109分
「In the Morning Tour - LIVE at TOKYO DOME CITY HALL 20161208」
1.VIP
2.キコリ時計
3.アンゼンパイ
4.Speaking
5.Oz
6.ツキマシテハ
7.ノニサクウタ
8.光のうた
9.Just a Friend
10.REVERSE
11.うブ
12.In the Morning
13.リスキーゲーム
14.StaRt
15.サママ・フェスティバル!
16.愛情と矛先
17.我逢人
18.庶幾の唄
DISC2:片面1層 約35分
<特典映像>
TOUR DOCUMENT SAPPORO・SENDAI・FUKUOKA・OSAKA・NAGOYA・TOKYO 20161120 - 20161208
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