ポール・マッカートニー「エルヴィス・コステロのおかげでヘフナーを再発見」
今週金曜日(3月24日)、8枚目のソロ・アルバム『Flowers In The Dirt』(1989年)をリイッシューするポール・マッカートニーが、制作当時を振り返り、同作のコラボレーター、エルヴィス・コステロから勧められ、しばらく遠ざけていたヘフナー社のベースを再び手に取る気になったと話した。
◆ポール・マッカートニー画像
コステロはファン・クラブの会員だったほどのザ・ビートルズ・ファン。マッカートニーは『People』誌のインタビューでこう明かした。「彼はザ・ビートルズの大ファンだったんだ。それで、“ヘフナーはまだ使ってるの?”って訊かれた。僕はあれを半ば隠居させていたんだけど、彼に持ってくるべきだって言われ、再発見することになったよ」
マッカートニーはまた、コステロは「素晴らしいコラボレーターだった」と話した。「彼はすごく集中している。誰かと共作するとき…、“さて、何しようか?”ってダラダラしながら考えるんじゃなく、アイディアに溢れた人がいると、弾みがつく。彼はそれが得意だった」「僕ら、曲を作るのに時間はかからなかったよ」
『Flowers In The Dirt』はマッカートニー自ら監修を手掛け、CD2枚組のスペシャル・エディション、CD3枚組+DVDのデラックス・エディション・ボックス・セット、LP2枚組の3形態でリリースされる。
また、レコードストア・デイ(4月22日)には、「I Don’t Want To Confess」「Shallow Grave」「Mistress And Maid」のデモを収録したカセット・テープも限定販売される。
Ako Suzuki
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