『サージェント・ペパーズ』50周年を記念し、リバプールでフェスティバル開催

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ザ・ビートルズの8枚目のスタジオ・アルバム『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』のリリース50周年を記念し、彼らの故郷、英国リバプール市が5~6月にスペシャル・フェスティバルを開くことになった。

◆ザ・ビートルズ画像

収録トラック13曲にちなみ、ダンス・グループやインドのミュージシャンの公演、アート作品の公開など、市内各地で13のイベントが開かれるそうだ。A面7曲に由来したイベントが5月25~27日と6月1~5日、B面関連が6月8~11日および16日に開催される。

イベント内容の一例(A面)は以下のとおり。

1.「Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band」
マーク・モリス・ダンス・グループによる、ザ・ビートルズの曲にインスパイアされ誕生した『Pepperland』初上演。
2.「With a Little Help From My Friends」
アーティストJeremy Deller による友情と自己犠牲をテーマにしたアート作品の公開。
3.「Lucy in the Sky with Diamonds」
フランス人の花火専門家GroupeFとアメリカのエレクトロニック作曲家Scott Gibbons によるライト・ショウ
4.「Getting Better」
DJ Spookyによるオーディオ・ヴィジュアル・パフォーマンス。
5.「Fixing a Hole」
アメリカのアーティストJudy Chicagoによる壁画公開。
6.「She's Leaving Home」
リバプールのユース・シアター・カンパニー20 Stories Highによる公演。
7.「Being for the Benefit of Mr Kite」
Aintree Racecourseによるパフォーマンス。

リバプール市はイベントの開催にあたり、ポール・マッカートニーの承認を得ているが、彼やリンゴ・スターの出演予定はないという。

『Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band』は1967年6月1日にリリースされた。


Ako Suzuki
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