ニック・ハキム、デビューALの着想は「もしもRZAがポーティスヘッドをプロデュースしたら」

ニック・ハキムのデビュー・アルバム『グリーン・ツインズ』が、5月19日（金）にリリースされる。

◆「Bet She Looks Like You」音源、セッション映像

ブルックリンを拠点に、マルチ・インストゥルメンタリスト、プロデューサー、シンガー・ソングライターと多彩な活動を展開しているニック・ハキム。アルバム制作に着手したのは、ニューヨーク・タイムズ紙やNPR Musicなどでも高い評価を受けた2014年の自主リリースEP『Where Will We Go Pt. 1』『Pt. 2』のマスタリング後のことだったという。

『グリーン・ツインズ』の制作を振り返って、ニックは次のように振り返っている。

「RZAがポーティスヘッドのアルバムをプロデュースしてたら、どんなサウンドになっていただろうかと想像したかったんだ。フィル・スペクターとアル・グリーンの"Back Up Train"、RZAとアウトキャストのドラムのプログラミングをエンジニアリングのテクニックで実験したんだ。あとはザ・インプレッション、ジョン・レノン、ウータン、マッドリブ、スクリーミング・ジェイ・ホーキンスをたくさん聞いたよ」

なお、ニック・ハキムのオフィシャルVEVOではファーストシングル「Bet She Looks Like You」の音源、および同曲のセッション映像が公開となっている。