頑丈ボディに4chのプログレード・デジタルミキサー搭載、Serato DJやTraktor ProをフルコントロールできるDJミキサー「MC6000MK2」が復活
4チャンネルのプロフェッショナル・グレードのデジタルDJミキサーを搭載、同梱のSerato DJはじめTraktor ProやVirtual DJの豊富な機能をフルコントロールできるDENON DJブランドのDJコントローラー「MC6000MK2」が、inMusic Japanより登場した。
「MC6000MK2」は、4チャンネル・4デッキ・8ソース対応のDJミキサー&DJコントローラー。いったん生産終了となっていたが、プロの現場に応える操作性と高信頼性からその後も人気は高く、見事復活を果たした。今回の再発売では、DJソフトウェアとしてフルバージョンのSerato DJが付属、その多彩な機能を自在にコントロール可能。また、Serato DJのSerato DVS Expansion PackやSerato Videoにも対応。さらにVirtual DJやMixvibes Crossにも対応、製品ページで公開しているマッピングファイルを読み込むことでTraktor Proにも対応するなど、ソフトウェアに縛られない仕様だ。
ハードウェアで大きな特徴となっているのが、デジタルミキサーの搭載。レコードプレーヤーやDJ用CDプレーヤーなどが接続できる4系統ライン入力(うち2系統はPhono切替)を持ち、マトリクスセレクターで選択することで任意のチャンネルをフェーダー・EQなどの操作を伝えるMIDIコントローラーに切り替えることができる。また、スタンドアローンのデジタルミキサーとして、あるいは多くのDJソフトウェアに対応するコントローラーとしてパネルレイアウトを最適化。リアルタイムで直感的なDJプレイが可能だ。
24bit/192kHzのDAコンバーターを備えたオーディオインターフェイス機能の搭載も注目。ハイレゾ音源も原音を損なうことなく忠実に再生可能。USBオーディオ出力には2ステレオ(4モノラル)チャンネルが用意されるので、外部入力を含め本機でミックスした音源とマイク入力を個別のトラックで、または3/4チャンネルの外部入力を個別に送出し、コンピューターで録音することも可能だ。
さらに2系統のマイク入力も用意。XLRと1/4インチTRSフォン、それぞれ個別にレベル調整や3バンドEQ、エコーON/OFF・レベル(共通)を装備。また、マイクからの入力を検知して自動で背景音を下げるダッキング機能も搭載する。出力も現場のニーズに応え豊富に用意。XLR/RCAの2系統マスター出力に加え、レベル・コントロール可能でマスターまたは任意のチャンネルが選択できるブース出力(バランス1/4インチ TRSフォン端子)を用意。ホームユースでもプロユースでも入出力の中核を担うミキサーとして活躍してくれる。
▲モニター、マイク関連のコントロールは前面に集約(写真上)。背面には豊富な入出力を用意。USB、ブースアウト、XLR/RCAのマスターアウト、ライン入力×4、マイク2系統が並ぶ。
製品情報
価格:オープン(市場予想価格 79,800円 税込)
発売日:2017年3月7日
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