ミライスカート、ミラの精神を見せつけた地元KYOTO MUSEで新体制初の単独公演
2017年3月3日(金)、KYOTO MUSEにてミライスカートの単独公演「もうすぐデビュー3[ミラ]周年!三位[ミラ]一体、これからも"ミラ"の精神で頑張ります!~3月3日は”ミラミラ”の日~」が行われた。
◆ミライスカート~画像~
2016年12月31日にメンバーの林奈緒美が卒業し、年始に「東西定期」「なっちゃん!の思いを引き継ぎ3人でZeppのステージへ」と言う熱い決意表明をファンの前で行なった京都メトロでのイベントはあったが、単独公演はこの日が初。3人体制初の単独公演と言うことで、平日にもかかわらず会場にはたくさんのファンが駆けつけた。
ライブは「千年少女~Tin Ton de Schon~」「COSMOsSPLASH」などシングル曲はもちろん、メンバーのソロ含め全17曲を披露。MCコーナーでは相谷麗菜の大学卒業・橋本珠菜の進級を本人の口からファンに直接報告し祝福される微笑ましい一面も。
また、事前に告知されていた通り、今回の単独公演には3人それぞれのソロコーナーが設けられた。最年少メンバーの橋本珠菜はキレキレのダンスを披露。さすがミライスカートのステージリーダー。短い練習期間の中、クオリティの高いダンスパフォーマンスを見せつけた。
その後登場した相谷麗菜は前回のワンマンツアーでもサポートで参加していたキーボーディストchifumiの演奏をバックに、「今の自分の心境にホンマにピッタリすぎて・・だからこそ助けられた大好きな曲をやります」YUKIの「さよならバイスタンダー」を披露。「22歳やねんからもう泣いてられへん・・」とMCで語りながらも、抑えることが出来ず溢れ出る涙にもらい泣きするファンが多く見られた。
リーダーの児島真理奈は、OPENING・転換中・ENDINGで流れた映像監督兼オープニングアクト(?)を担当。「れいにゃんが歌、じゅながダンスをやるって聞いて、自分に何ができるだろうと色々考えた結果、ミライスカートさんのオープニングアクトをやりたい!と思いスタッフさんにお願いしました」との言葉通り(?)、映像からは奇才ぶりが垣間見れた。
「私たちは戻りたいんじゃなくて、進みたいんです」と言う相谷麗菜のMCから披露された「おねがい」で本編は終了。ファンとメンバーの絆を歌ったこの曲を、3人ver.に歌詞を変えて披露。改めて前に進んで行く決意が感じられた。
鳴り止まないアンコールの中披露された「未来ノート」を歌唱後、「サザエさん」に扮した児島真理奈がメンバー2名を巻き込んだ壮大な今後の告知映像が流れ、ライブは終了。日本人ならどこかで見たことがあるようなこの徹底した”オマージュ”にファンからは拍手喝采が巻き起こった。
地元KYOTO MUSEでの新体制初単独公演は映像あり・ソロ企画ありとあっという間の2時間だった。
3月18日(土)にはAKIBAカルチャーズ劇場にて、3人体制初の東京単独公演を控えている。
photo by YusukeHOMMA
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