ピンク・フロイド、ウォーターズとメイスンがQ&Aセッションで同席

ポスト

木曜日(2月16日)、ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で5月から開催されるピンク・フロイドの展覧会をプロモートし、Q&Aセッションが開かれ、ロジャー・ウォーターズとニック・メイスンが出演した。

◆Q&Aセッション画像

いまなぜ、ピンク・フロイドのキャリアを振り返ることにしたのかと問われたメイスンは、「僕らみんな、年齢を感じ始めている。それほど長くは残っていないのかもしれない」と答え、肩をすくめたという。

そして、避けては通れない再結成に関する質問に、ウォーターズは一瞬沈黙したあと、「いつも訊かれる。つまらないだろ? 僕が最後に耳にしたのは、デヴィッド(・ギルモア)はリタイアしたってことだ」と答え、「デヴィッドのことは君の方がよく知っているだろ…」とメイスンに振った。メイスンは「ああ、彼はリタイアした。でも、リタイアしていないように見える」と後を引き継いだそうだ。ウォーターズはすぐに、別の質問はないかと話題を変えたがったという。

ピンク・フロイドの展覧会<The Pink Floyd Exhibition: Their Mortal Remains>は5月13日から10月1日まで開催される。

手書きの歌詞、楽器、衣装、ステージで使われた小道具、シド・バレットによる絵画など350点のメモラビリアほか、“ビッグ・サウンド”と“巨大なヴィジュアル”を展示。また、彼らがキャリア初期プレイしていたUFOクラブの内部を再現したコーナーもあるという。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報