LinQ、解体・再開発プロジェクトでアイドル女子としての赤裸々な感情を吐露

2017.2.9 19:10

アイドル戦国時代の昨今、たくさんのグループが誕生しては消えていく中、九州・福岡を拠点に活動するLinQが“解体・再開発プロジェクト”に挑戦している。

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「解散」ではなく「解体」となっている意味は、一度メンバーをバラバラにして再び各自の適正を見極めるとともに新規メンバーも発掘していくということ。つまり残るメンバーもいれば脱落するメンバーもいるのだ。

メンバー全員が集められ、プロジェクトマネージャーの上原あさみから「みんなもLinQの活動に限界を感じていたのでは」と切り出され、「解体」が告げられたのが2016年12月のこと。この最終ジャッジは2017年5月5日（金）福岡市民会館、5月27日（土）中野サンプラザで行われるライブでの集客、パフォーマンスで判断される。

ライブが成功した場合は「LinQに対抗出来る新グループや、ミュージカル集団を結成してメンバーを振り分ける」、ライブが失敗した場合は「LinQが再編成。ここに漏れたメンバーはグループを去る」という厳しいプロジェクトだ。

メンバーはこのプロジェクトの内容にショックを隠せず、「このメンバーでは、もうやれないということですか？」などの声が飛び交う中、「ひとつになるきっかけでいいと思います」と冷静な意見も。メンバーたちの中に渦巻く感情が赤裸々に暴露された。

メンバーだけで行われたミーティングでは、リーダーの天野なつが「今のLinQに足りないところを言い合おう」と提案し、チケットの売れ残り問題やメンバーのモチベーションの低下などアイドルのセキララな裏話も飛び出す。そしてメンバー同士の意思疎通の薄さを指摘する声があがり始め、最終的には「なつさんが言わんといけない」など天野批判に発展。すすり泣きの声が響く中でメンバーそれぞれが想いを吐露する場面はとてもリアルだ。

メンバーそれぞれの運命が決まる5月まであとわずか。この間どう動き何をするのか、彼女たちを追ったその模様は「LinQ解体・再開発プロジェクト You Tubeチャンネル」にて動画で続々アップされていく予定だ。

文◎中屋麻依子
編集◎BARKS