【インタビュー】The Super Ball、1st AL完成「略して“スパボ”だと知ってほしい」

■とにかくやってみよう
■文字では伝えきれないほど聴いてほしい

──まだまだ、いろいろ思い出が出てきそうですが、このへんで未来の話を教えてください。The Super Ballは以前、Twitterでカバー動画をアップしていましたが、最近はMixChannel（動画アプリ）でも様々な動画をあげていますね。そういう活動もアクティブだなと。

吉田：メジャーデビューしてタイアップもつけていただいて、こういうインタビューだったり、雑誌の記事だったりもそうですけど、何がキッカケになるかわからないのでとにかくやってみようって。1人でも多くの人にThe Super Ballを知ってほしいし、少しでも可能性があるならやってみようって。今までもそういうスタイルでやってきたので夢が叶うまでずっといろいろ挑戦していくと思います。

佐々木：ホールツアーもやりたいし、いつか武道館にも立ちたい。どんどん先に進んでいきたいんですね。スタッフのみなさんも一生懸命動いてくださっているなか、1秒でも早く夢を叶えたいから、何かないかなって、曲作り以外でも動いています。

──そんな夢の途中のなか、4月1日から東名阪ツアーが始まりますね。ファイナルは2度目の赤坂BLITZワンマンですが、どんなライヴにしたいですか？

吉田：2017年も変わらずライヴに力を入れたいと思っています。今回は前回の赤坂BLITZよりもっと明るくてエンターテインメントで楽しいライヴがしたいという気持ちがあるんです。ただ曲を聴かせるだけではなく、まだ具体的には言えないんですが、演出の部分だったり──。

──エンターテインメントはヒントですね。

佐々木：そうです。

吉田：これまで陽吾さんはアコギを弾いて歌っていたんですが、今はエレキも練習していて、自分もピアノはもちろんドラムも練習していたり、音楽的にも違う面を見せたいと思っています。それ以外にもいろいろ考えていますし。

佐々木：明るさ、楽しさがさらに加速します。あと、ここまで読んでくれた方でまだ「キミノコエガ…。」を聴いていない人がいたら、サビだけでもいいから聴いてみてください。それが2017年いちばんのお願い事かもしれない。

──2人にとってかけがえのない大事な曲なんですね。

吉田：そうですね。

佐々木：文字では伝えきれないほど聴いてほしいです。なぜなら、良い曲だからです（笑）。

取材・文◎山本弘子