デーモン閣下、新作に芥川賞作家・羽田圭介ら参加「羽田君がカラオケで歌えるように」

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デーモン閣下が、3月15日に5年ぶりとなるオリジナルソロアルバム『EXISTENCE』をリリースすることを発表している。

◆デーモン閣下 画像

閣下の魅力を十分に発揮するHM/HRを基調とするアルバムとして、盟友であるサウンド・プロデューサー、アンダース・リドホルムと共に制作された同作は、これまでの作品の中でも最もメロディアスなアルバムに仕上がっているという。デーモン閣下の書き下ろし新曲に加えて、聖飢魔IIとゆかりの深い芥川賞作家・羽田圭介、長嶋有、『テラフォーマーズ』原作者・貴家悠による初の作詞楽曲も収録される。

1月18日には羽田圭介の作詞家デビュー楽曲のレコーディングにあたり、都内ソニー・ミュージックスタジオにて、羽田本人をスタジオに招いての公開レコーディングが行なわれた。

芥川賞受賞の連絡を待つ間に閣下風のメイクでカラオケをしていたことが話題となった羽田だが、両者の交流はこれをきっかけに始まったものだという。公開レコーディング時の質疑応答でデーモン閣下は、羽田が手がけた歌詞について「全部1行ごとに文字数が書いてあって、一生懸命文字数を合わせて考えてくれているのがわかった。真面目だな!この人は!という感想を持った」と明かし、その仕上がりについては700点満点で「666点」と悪魔の数字を用いて採点。また「アルバムの中で一番歌いやすい楽曲だと思う。羽田君がカラオケで歌えるように作った」とコメントした。

また、「これまでのソロアルバムの中ではメロディーや言葉が一番ポップなアルバム」だという今作への羽田、長嶋、貴家の参加について「3人の書いた歌詞から刺激を受けた。そのおかげで新しい扉を開けられた感がある」と語っている。ニューアルバムの歌の収録はほぼ終了しており、11曲の収録が予定されているという。



ニューアルバム『EXISTENCE』

2017年3月15日(水)発売
・初回生産限定盤 CD+DVD (MV等を収録予定) BVCL-785~786 ¥3,800+税
・通常盤 CD BVCL-787 ¥3,000+税
※収録楽曲など詳細は後日発表

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