桑田佳祐、“Act Against AIDS ”に今年もオリジナルグッズ制作で参加

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世界エイズデーである12月1日が迫ってきたが、エイズ啓発活動である「Act Against AIDS(AAA)」に毎年さまざまな形で参加している桑田佳祐が2016年も昨年に引き続きグッズ制作・販売という形で参加することが発表された。

◆グッズ画像

AAAの活動は、音楽業界をはじめ日本のエンターテイメント業界が中心となってスタートした。1993年から始まった「AAAコンサート」も24年目を迎え、今年も数多くのアーティストのボランティア参加により、12月1日を中心に東京・日本武道館をはじめ全国各地でコンサートが開催される。

その中でも、毎年様々な趣向を凝らしたステージが話題となるのが桑田佳祐によるパシフィコ横浜でのAAAコンサートだ。その開催は12回を数え、特に2008年、2013年に大好評を博した第一回、第二回「ひとり紅白歌合戦」は大成功を収めるとともに、終演直後からパッケージ化希望の声が殺到したためDVD&Blu-ray化も実現された。その収益の一部はチャリティとして、AAAの啓発活動に役立てられている。

今年2016年は桑田佳祐によるAAAコンサートの開催はないが、“桑田佳祐×AAA2016オリジナルグッズ”を制作・販売する。その収益は全て、最新のHIV/エイズ基礎知識を収録した啓発パンフレット・ポスターの制作・発送に充てられ、来年度から全国の小学校、中学校、高校、大学、各種専門学校や保健所等に配布される。この活動は、「“継続は力なり”という言葉を信じ、エイズを取り巻く環境が少しでも良くなるまで、今後もAAAの活動を続けて行きたい」という本人の想いのもと行われているという。

なお本年度のグッズは、半袖Tシャツと、初の制作となるロングTシャツの2種類を作成し、表はポケットをあしらい、裏にバックプリントとして、アナログレコードをコンドームに見立てたデザインを施している。これは、コンドームでHIV感染を予防することと同じように、音楽を通してHIV感染拡大を予防していこうという比喩表現としての意味合いを持たせているという。啓発の理念に基づきつつも、桑田らしいオリジナリティ溢れるデザインとメッセージ性を孕んでおり、長年AAA活動に熱心に取り組んできた桑田の想いが強く込められたスペシャルグッズだと言える。

このオリジナルグッズは、12月1日12時より、アスマートでの通信販売および全国のAAAコンサート会場にて販売される。



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