MUSIC MANから骨太なパッシブ・ピックアップを搭載した「Caprice Bass」＆「Cutlass Bass」リリース

MUSIC MANに新たな息吹を吹き込んだ骨太なパッシブ・ピックアップを搭載した「Caprice Bass（カプリス・ベース）」と「Cutlass Bass（カトラス・ベース）」が登場した。ヴィンテージ・ルックスにMUSIC MANのベース制作ノウハウをつぎ込み、現代のミュージックシーンに通用するサウンドを備えたモデルだ。

◆MUSIC MAN～画像～

2機種の新モデルの特徴は、ERNIE BALL MUSIC MAN史上初となる新開発のパッシブ・ピックアップの採用にある。StingRayを代表とするERNIE BALL MUSIC MANのベース・ピックアップは、単体ではパッシブ・ピックアップと分類できるが、アクティヴ回路を使用する前提で開発されている。今回開発されたピックアップは、パッシブを前提として開発された同社史上初のピックアップとなる。

■Caprice Bass

Caprice Bassは、洗練されたモダンなサウンドを備えたベース。オフセット・デザインを導入し、アルダーを使用した軽量・コンパクトなボディは高い演奏性を実現。スリムなメイプル・ネックは864mmスケールに、38.1mmナット幅を採用。より確実な5つのボルトでボディにジョイント。大きめのドット・ポジションマークのフィンガーボードは、ボディ・カラーに合わせてメイプルまたはローズウッドとなっている。

トップ・ローディングのブリッジには堅牢なスティール素材を採用し、弦振動を確実にボディに伝達。新開発のパッシブ・ピックアップは、大きなポールピースを備え、アルニコ5マグネットを採用している。フロント側はスプリット・コイル、リア側はスプリット・コイル構造のインライン・スタイル・ピックアップを搭載。各ピックアップは、ノイズ対策としてハムバッキング構造を採用。マスター・トーン・コントロールと各ピックアップのボリュームの絶妙なブレンドにより、幅広いサウンドメイクを可能としている。






■Cutlass Bass

シンプルなコントロールながら現代のミュージックシーンで通用する骨太なロックサウンドを実現したのがCutlass Bass。こちらもアルダー使用の軽量・コンパクトなボディを持ち、メイプル・ネックは5ボルトでジョイント。ナット幅は41.3mm、ネックは864mmスケールを採用。大きめのドット・ポジションマークのフィンガーボードは、メイプルまたはローズウッドがボディカラーに合わせて選択されている。

スティール素材によるトップ・ローディングのブリッジ、新開発のパッシブ・ピックアップの採用もCaprice Bassと同様だが、ピックアップはハムバッキング構造採用のスプリット・コイルのみ。コントロールはシンプルな1ボリュームと1トーン・コントロールとなっている。