V系年越しイベント＜Tokyo Chaos＞開催決定、2016年をもって一旦休止

毎年恒例、V系シーンの年末集大成ともいえるイベント＜Tokyo Chaos 2016＞が2016年12月31日、国立代々木競技場 第二体育館で開催されることが決定した。同時に国立代々木競技場 第二体育館の改装工事に伴い、イベントの一旦休止も発表となった。

◆＜Tokyo Chaos 2016＞出演者 画像

同イベントは、2007年より20014年まで＜Over The Edge＞名義で渋谷公会堂にて、2015年からは場所を国立代々木競技場 第二育館に移して＜Tokyo Chaos＞名義で数々の名演を展開してきた。

＜Tokyo Chaos 2016＞の出演者はイベントの10年間を彩ったレギュラーバンドから、久しぶりにこのイベントに戻ってきたバンド、そして本年初参加のバンドまで幅広い。A9、アルルカン、BAROQUE、Blu-BiLLioN 、ダウト、DaizyStripper、DEZERT、heidi.、Kαin、カメレオ、MERRY、Mix Speaker's,Inc.、MUCC、The THIRTEEN、vistlipの15組が決定した。そして、恒例にして同イベントの目玉ともなるセッションバンドには＜Tokyo Chaos Super Session＞として2組がラインナップされている。

まず1組み目は、Hitomiセッション。メンバーはHitomi(ex.Moran)、海(vistlip)、祐弥(ex.DuelJewel)、玲夏(ダウト)、Nao（A9）といった5ピースだ。もう1組みは押しちゃんズ。メンバーは逹瑯（MUCC）、ガラ（MERRY）、怜（BAROQUE）、aie(the god and death stars/ gibkiy gibkiy gibkiy)、kazu(the god and death stars/ gibkiy gibkiy gibkiy)、ユアナ（STEREO.C.K）、明希（シド）、SATOち（MUCC）、and more…となる大所帯だ。Moran解散後もセッションなどで精力的活動を続けるHitomiを中心としたセッションに加え、このイベントに欠かせない存在であった大佑（蜉蝣/the studs）に縁の深いメンバーが一堂に会する押しちゃんズ。どちらもこのイベントでしか見ることの出来ない組み合わせに興味が高まる。

なお前述したとおり、同イベントは＜Tokyo Chaos 2016＞をもって一旦休止となる。これは「2020年問題」と呼ばれる、東京オリンピックによる各コンサート会場の改修工事に伴い、国立代々木競技場 第二体育館も2017年より改修工事に入ることによるもの。10年続いたこのイベントもこれ以上会場を流転するよりは、座席の有るシアター形式の各会場が改修工事を終えて戻ってくるまで一旦の休止を決断したとのことだ。数々の名演や迷演、そして狂演を展開してきたこのイベントも一旦リセットのタイミングを迎える。伝説の10年間の総決算をすべく、各バンドの気合の入った演奏が展開されることは間違いないだろう。

チケット先行予約は本日11月12日正午より11月18日まで。

















◆Tokyo Chaos オフィシャルサイト