プリンスのペイズリー・パーク、博物館として正式に認可

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米ミネソタ州ミネアポリス・チャンハッセンの市議会は、プリンスのスタジオ・コンプレックス、ペイズリー・パークを博物館として一般公開することを正式に許可した。町長は数ヶ月前、博物館のオープンを歓迎すると話していたが、市議会は今月初めに一転、規制や利点について再検討する必要があると待ったをかけた。

◆プリンス画像

ペイズリー・パークはその数日後、10月6日に開館予定で、チケットも売りに出していたが、延期を余儀なくされ、市議会が特別に許可した3日間のみオープンしていた。

市議会は月曜日(10月24日)投票を行い、満場一致で博物館の開館に賛成したそうだ。これを受け、ペイズリー・パークは直ちに12月までのチケットの販売を開始した。金曜日(28日)から見学できる。2017年のチケットは、11月半ばに販売するという。

博物館は、基本的に木~日曜日の週4日間オープンする。チケットの価格は38.50ドル。レコーディング/ミキシング・スタジオ、リハーサル・ルーム、映像編集室、コンサート・ホール、プライベートのNPGミュージック・クラブなどを見て回ることができる。VIPツアー(100ドル)を申し込むと、ガイド付きのツアーに参加でき、一般チケットでは見られないエリアやアーカイヴも見学できるという。

ペイズリー・パークがあるチャンハッセンは人口2万5,000人と小さな町で、市議会は予想される年間60万人もの訪問者を安全面や設備面で問題なく迎えることができるのか、懸念していた。

Ako Suzuki
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