第95回全国高校サッカー選手権の応援歌は、家入レオ。「歴代の応援歌に恥じないように」

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家入レオが、第95回目を迎える全国高校サッカー選手権大会の応援歌を担当することが決定した。

◆家入レオ 画像

もはや冬の風物詩となっている全国高校サッカー選手権大会はこれまでに、いきものがかり、FUNKY MONKEY BABYS、ナオト・インティライミ、miwa、GreeeeN、大原櫻子、BLUE ENCOUNTなど数々のアーティストがその応援歌を担当してきた。

家入レオの新曲「それぞれの明日へ」は、本大会の為に書き下ろされた楽曲であり、作詞を家入レオが担当し、作曲に多保孝一、編曲に本間昭光、というタッグで制作された。“例え 今泣き叫んでも 夢を描いて それぞれの未来へ 羽ばたいて行け”── そんなサビの歌詞が印象的で、サッカーに打ち込む高校生はもちろん、全てのティーン、全ての世代の人の心に力強く響く応援歌になっているという。



なお同大会は、12月30日(金)に開幕し、2017年1月9日(月・祝)に埼玉スタジアム2○○2にて決勝戦が行われる。

今回の件に関して、家入レオは以下のようにコメントしている。

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 今回、歴史ある高校サッカーの応援歌のお話をいただいてとても嬉しかったです。歴代の応援歌に恥じないように自分もサッカーを通じて一生懸命になる思いや姿にスポットをあてて、曲を作っていこうと思いました。

「それぞれの明日へ」で自分の中で大切にした想いとして、やはり選手達には、『やりきってほしい』という気持ちがすごくありました。自分自身毎日同じことの繰り返しのようで、実はその積み重ねが、今後大事な時に自分に返ってくると思っているので、自分を信じて、ひたすらもがいて、前に向かって歩いていってほしいという気持ちで作りました。

曲を作っていく中で、今回の大会に関わっている方々のお話や想いを聞く機会があり、一番衝撃を受けたのが、大勢いる部員の中で、先発出場する11人に選ばれる為のドラマが、試合で戦う前にあるということでした。「同じ努力をしているのに自分は選ばれなかった」とか、逆に「自分は選ばれてしまった」とか、様々な想いやプレッシャーがあるということ、本当にこの大会で色々なことを選手達が学んでいくということを知りました。「それぞれの人に同じ明日は無いし、そこで学んだことがそれぞれの未来に活きてほしい」そんな想いから、今回「それぞれの明日へ」というタイトルにしました。

この歌を聴いて一番感じてほしいことは、自分と向き合ってほしいということです。『「下手くそだなぁ」、「向いてないなぁ」弱気な君もいたね』という歌詞があるのですが、自分と向き合う作業は、自分の弱さが分かりますし本当に辛いことだと思います。しかし、上手くなるには、まず自分が「下手だ」と思わないと出来ないことだと思います。それを毎日部活でやっている高校生の皆さんには本当に敬意を感じます。「下手くそだな」とか「自分は向いていない」って思うことは、決して間違ったことではないと、ただ、そこで挫折するのではなく、今は辛いかもしれないけど、この先に世界が自分のことを待っているんだと、この歌を通じて少しでも感じてもらえればいいなと思います。

また高校時代にサッカーをしていた方は、永遠にその時代を心の中に映しながら生きているということが印象的でした。「その時代を頑張れたから、今の自分がある」と聞いた時から、今この瞬間だけを応援するだけの歌にはしたくないという想いがありました。

大会は勝負の世界なので、勝ち負け、白黒ははっきりつきます。ただどちらの結果になったとしても、自分が大会に参加したという事が、どれだけ自分の誇りになるのかということを気づいて欲しいですし、いつか今の苦しみも活きる日が来るのではないかと。大人になった時、あの時頑張れたのだから、今も絶対出来るって思える自信に繋がるのではないかと。「あの高校時代を頑張れたから、今の自分があるんだよ」と。そういう思いを込めて長い目でずっとみんなで寄り添っていける歌詞にしました。

高校生の皆さんはもちろん、頑張っている全ての人達にとっての人生のテーマ歌になったらいいなと思います。

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◆家入レオ オフィシャルサイト
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