リアム・ギャラガー「ソロはオアシスほど良くも重要でもない」
リアム・ギャラガーは、現在、ソロ・アルバムを制作中で、それはいま最もエキサイティングな出来事だが、オアシスに比べたら良くも重要でもないと感じているそうだ。
◆リアム・ギャラガー画像
オンライン・マガジン『Little White Lies』のインタビューで、オアシスのドキュメンタリー映画『SUPERSONIC』を監督したマット・ホワイトクロスから「いま最もエキサイティングなことは?」と、問われたリアムはこう答えた。「ビーディ・アイはない。オアシスはない。だから、俺はソロ・アルバムを作っている。来年出る予定だ。これまでに11曲くらいデモを作った。俺の持っているも全てをそこに捧ぐつもりだ。どでかいものになるだろう」
しかし、オアシスでやり残したことがあるかと訊かれると、こうも話した。「当然だ。オアシスにいないっていうのは、(心にぽっかりと)大きな穴が開いたようなもんだ。でも、それが人生ってもんだ。なんでも仕切りたがる奴と折り合いをつけようとしてるんだ。そいつがやる気になるのを待たなきゃいけない。もしくは、そいつのカミさんがまた彼がロックンロール・バンドに戻ることを許すのを。俺は(再結成の)準備はできている。実現するかもしれないし、しないかもしれない。その一方で、俺は自分のアルバムを作っている。オアシスほど良くも重要にもならないだろうが」
映画が完成したことで、「オアシスにまた興奮している最中」がゆえに飛び出した発言かもしれない。リアムはオアシスについて「もう一緒じゃないとしても、俺らはいまでも最高のバンドだ。俺らに匹敵するバンドは現れていない。俺らの音楽は素晴らしかった。ノエルの曲は最高だった。俺の声は最高だった。それに、俺らにはアチチュードがあった」「いまのミュージック・シーンにはない。“汚い言葉は使えない”“思っていることは言えない”って連中ばかりだからな」と、自画自賛を含みつつ懐かしんだ。
オアシスのドキュメンタリー映画『SUPERSONIC』は、UKで10月2日、全米で10月26日に劇場公開された後、月末にDVD、 Blu-ray、ダウンロード・リリースされる。
Ako Suzuki
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