【ライブレポート】STARMARIE、フィリピンで現地ファン1000人を揺らす
10月1日・2日、フィリピン・マニラで開催された<COSPLAY MANIA>にSTARMARIEが出演し、現地ファン1000人らと文字通り会場を揺らし、熱帯の夜をさらに熱い“ファンタジーワールド”へと誘った。
◆STARMARIE画像
台湾での定期公演を実施するなど国内での活動に留まらず、すでに70以上の海外公演を行っているSTARMARIEだが、今回は1年ぶり5度目のフィリピン公演となった。<COSPLAY MANIA>はフィリピン最大のコスプレイベントで、今年は4万人が訪れた人気イベントとなっている。日本からはSTARMARIEに加えて、飯田里穂、いとうかなこらが参加しフィリピン国内からは多くのコスプレ好き、アニメ好きのファンが集まっていた。
おなじみのミステリアスでダークなオープニングSEが始まると、今までのお祭りムードのような会場の空気が一変、緊張感と期待感に包み込まれる。ステージ後方に設置されたLEDパネルには、先日発表したSTARMARIE史上初のハロウィンスペシャルアルバム『Spell of the HALLOWEEN』のアーティスト写真が妖しく浮かび上がる。
楽曲の盛り上がりに合わせてアーティスト写真が2つに分かれ、その奥からメンバーが現れるその様は、これから繰り広げられる壮大なダークファンタジーワールドの始まりを告げる。すでにボルテージが最高潮に達したフロアに対して「サーカスを殺したのは誰だ」「お化け屋敷に就職しよう」とSTARMARIEのダークさを象徴する楽曲を立て続けに披露すれば、集まったファンたちはもう、ダークファンタジーワールドの住人に。既にファンとなっている人も、初めてステージを見た人も、その姿にただただ心惹かれていく。
英語とタガログ語でのMCをはさみ、今度は転じて「恋するボーカロイド」「綺麗なレオナの肖像画」と明るくポップな楽曲を披露し、会場の空気をガラリと変える。TVアニメ『鬼斬』の主題歌となった「姫は乱気流☆御一行様」、TVアニメ『カードファイト!! ヴァンガード』のエンディングテーマ「メクルメク勇気!」にはSTARMARIEのファンだけではなくアニメのファンからも大きな声援が贈られた。
終盤には、広い会場に美しくも、切なく映える「屋上から見える銀河 君も見た景色」を芯のある歌声で歌い上げ、「ぐらんぱぐらんぱ」では、会場中をテーマパークのようにキラキラと輝かせ、多幸感でいっぱいに溢れさせたフィナーレを迎える。このような海外イベントなどでは、持ち時間は30分ほどであることが多いが、この日のステージ時間は60分全11曲とまるで単独公演のような充足感があった。STARMARIEの持つダークな側面も、キラキラと輝く側面も、余すことなく感じられる貫禄のステージで1年ぶりのフィリピンでのステージは幕を閉じた。
10月23日には台湾での単独公演が発表されている。また、日本国内では12月26日にSTARMARIE史上最大規模の公演が中野サンプラザにて開催される。
<STARMARIE台北單獨公演~THE FANTASY WORLD~>
@台北 PIPE LIVE MUSIC(台北市中正區思源街一號)
OPEN 17:30 / START 18:00
前売:800NTD / 当日 900NTD
チケット:http://pipemusic.kktix.cc/events/starmariedcd1023
<STARMARIE 2016 LIVE THE FANTASY SHOW 〜姫は乱気流☆御一行様〜>
@中野サンプラザ(東京都中野区中野4-1-1)
OPEN 18:00 / START 19:00
料金:S席(指定席)¥4,000 / A席(自由席)¥3,500円 / B席(2階自由席)¥3,000
チケット: S席は、現在ライブ会場にて発売中!
一般発売 10/23〜
◆STARMARIEオフィシャルサイト
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