川本真琴、デビュー20周年に初のセルフカバーAL『ふとしたことです』発売決定

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川本真琴が、デビュー20周年記念アルバム『ふとしたことです』を日本コロムビアより11月23日リリースすることが、本日開催されたライブ<川本真琴withゴロニャンず>にて発表された。

川本にとって初めてとなる老舗レコードメーカー、日本コロムビアからのリリースということで、本日のライヴでは、コロムビア伝統の法被を着た姿でリリース情報を発表。来場したファンに喜びをにじませたようだ。

川本真琴といえば、1990年代に数々のヒット曲を世に送り絶大な人気を誇っていたが、2000年代からはインディーズに居を移し、自身のオリジナルな世界観を自由に表現し続け、着実な活動を繰り広げてきた。そんな川本のデビュー20周年を記念したアルバム『ふとしたことです』は、初めてのピアノ弾き語りで構成される。林正樹や沢田譲治など名うてのミュージシャンが参加する模様だ。

さらに今作には、これまでの川本の長い歌手活動の中で生まれた数々の名曲を、初のセルフカバーの形で収録。岡村靖幸プロデュースの衝撃のデビュー曲「愛の才能」や川本の最大のヒット作「1/2」から、ここ10年余りのインディペンデントな活動の中で生まれた名曲「アイラブユー」や「gradation」、そして、今回のアルバムのために描き下ろした新曲「ふとしたことです」まで、川本の20年の活動全体を振り返る内容だと言える。

なお川本は、「ピアノ1本でレコーディングをするのは初めてで、それに挑戦してみたいなと思ったのがこの企画の核になっています。いつも、作品は皆さんにプレゼントするようなものにしたいなと思っています。そんな感じでずっとやっていて、20周年になりました。ぜひ聞いていただきたいです」と話しているということだ。

川本真琴デビュー20周年企画『ふとしたことです』

2016年11月23日発売
COCP-39770 ¥3,000+tax

【収録曲】(曲順未定)
・愛の才能
・1/2
・やきそばパン
・タイムマシーン
・ドーナッツのリング
・OCTOPUS THEATER
・アイラブユー
・gradation
・fish
・ふとしたことです(新曲)

歌&ピアノ:川本真琴
ピアノアレンジ:川本真琴、林正樹、葛岡みち
※ダビングアレンジ:沢田穣治(ショウロクラブ)

【プロフィール】

1974年1月19日生まれ。福井県出身。
1996年、ソニーレコードよりシングル「愛の才能」(岡村靖幸プロデュース&作・編曲)でメジャーデビュー。キュートでスピード感のある独特の歌唱とオリジナリティ溢れるソングライティングでヒットシングル(アニメるろうに剣心・主題歌「1/2」など)を連発し、1stアルバムはミリオンセラーとなった。2000年代初頭よりプライベートオフィスを設立し、メジャー/インディーにとらわれない活動で、自由に作品を発表し続ける日本の女性シンガーソングライターとしては稀有な存在。
近年は「mabanua」「佐内正史」「神聖かまってちゃん」らとのコラボレイト作品や「竹達彩奈」「ぱいぱいでか美」「嶽本野ばら」「峯岸みなみ」への楽曲提供、絵本の原作、CMの歌唱など活動の幅を広げている。
また「SUMMER SONIC」「YATSUI FESTIVAL」「JOIN ALIVE」「ボロフェスタ」「残響祭」「夏の魔物」など様々なフェスにも積極的に参加している。

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