ピンク・フロイド、ロンドンで大規模な回顧展開催
ロンドンにあるヴィクトリア&アルバート博物館が、2017年5月から20週間に渡り、ピンク・フロイドの展覧会<The Pink Floyd Exhibition : Their Mortal Remains>を開くことを発表した。同博物館は2013年にデヴィッド・ボウイの展覧会を開き、大成功を収めた。
◆ブタのバルーン画像
<The Pink Floyd Exhibition : Their Mortal Remains>では、レーザー・ライトのショウ、未公開のコンサート映像が公開されるほか、楽器や手書きの歌詞、オリジナルのアートワーク、メモラビリアなど350以上の品が展示するそうだ。彼らが60年代後半に使用したサウンドシステムAzimuth Co-ordinatorも見られるという。
水曜日(8月31日)、展覧会開催の発表記者会見を開いた博物館では、ブタのバルーンが飛ばされ、ニック・メイスンも出席した。
メンバーは当初、バンドの“ビッグ・サウンド”や“巨大なヴィジュアル”を博物館で展示・再現するのは難しいのではないかと懸念していたが、デヴィッド・ボウイ展がそれを払拭したという。メイスンは「デヴィッド・ボウイの展覧会は、この種の展覧会の在り方を覆した。僕らはこれまでに見たことがないものをやりたいと思っている。楽しみにしている」と話した。
2017年は、ピンク・フロイドの1stシングル「Arnold Layne」およびデビュー・アルバム『The Piper At The Gates Of Dawn(夜明けの口笛吹き)』のリリース、そして、それまでになかった画期的なライブ・ショウ開催50周年記念となる。
<The Pink Floyd Exhibition : Their Mortal Remains>は2017年5月13日から開かれる。
Ako Suzuki
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