プリンス、裁判所が29人の“自称親族”を却下

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プリンスの死後、彼の家族だと名乗り出て遺産分与を要求する人が続出したが、米ミネソタ州の判事は先週、29人の申し立てをDNA検査するまでもなく却下したそうだ。

◆プリンス画像

その内訳は、(すべて“自称”の)子供5名、兄弟姉妹11名、遠縁13名。彼らの中には上訴すると息巻く人もあるようだが、さらに踏み込み、DNA検査をすればすぐにその真偽は明らかになるだろう。先月、コロラドの刑務所に服役中の男性が、DNA鑑定の結果、プリンスが父親である可能性はゼロだと判定されている。

そして彼らとはべつに、現時点で、腹違いの兄弟姉妹、姪もしくは又姪の可能性がある人が6名いるそうだ。この後、プリンスの妹Tyka、腹違いの弟妹Sharon、Norrine、Johnとの血縁関係を調べる。

プリンスが遺書を残していなかったのもあるが、ミステリアスな人生を送っていたためか、家族だと名乗り出る人の数は尋常ではない。プリンスの遺産は少なくとも3億ドル(約306億円)と言われている。

プリンスの(正式な)弟妹は先週、10月に彼の追悼公演を開くことを発表した。

Ako Suzuki
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