Moogのセミ・モジュラー・シンセ「Mother-32」をカッコ良く使いこなすためのアクセサリーが登場

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コルグは、KID取り扱いブランドである米Moog Music社のセミ・モジュラー・シンセサイザー「Mother-32」のスタンド、ラックケースなどのアクセサリーを発売する。

Moogのテーブルトップ型セミ・モジュラー・シンセサイザー「Mother-32」を使いやすく、その能力をフルに発揮するためのアクセサリーが登場した。ラインナップは、パッチ・ケーブルおよび卓上スタンド、そしてEurorack企画に準ずる他メーカーのシンセサイザーとの連携に役立つラックケース。各モデルの概要は以下のとおり。

●Mother-32 Three-tier Rack Kit


3台の「Mother-32」を縦にセッティングできるスタンド。モジュラー・シンセサイザーの可能性を最大限に発揮できるこのスタンドは、「Moog 60HP Eurorack Case」にも対応する(本体は付属しない)。外形寸法は330(W)×330(D)×343(H)mm

●Mother-32 Two-tier Rack Stand



2台の「Mother-32」を縦にセッティング可能なスタンド。モジュラー・シンセサイザーの可能性を最大限に発揮でき、「Moog 60HP Eurorack Case」にも対応する(本体は付属しない)。外形寸法は330(W)×286(D)×210(H)mm

●Moog 60HP Eurorack Case / Moog 104HP Eurorack Case


シンセサイザー・モジュールが入っていない、木製のサイドパネルを持つアルミ押し出しにより作られたEurorackケース。モジュールの深さ1.9インチまで対応。Eurorack用電源モジュールが別途必要になる。ナットとネジが同梱されており、Eurorack 60HP/104HPの2種類のモデルを用意。

●Mother-32 Patch Cable Set 12"


「Mother-32」のほか、一般的な3.5mmの入出力を持つ機器に使用可能な、高品質のパッチ・ケーブル5本セット。長さは12インチ。

Moog「Mother-32」は Moog初のテーブルトップ型セミモジュラー・シンセサイザー(日本発売は2016年3月)。アルミ押し出し材による堅牢なエンクロージャー、木製側板を装備。電圧制御32ステップ・シーケンサーに64種類のシーケンスをメモリーでき、Moog独自のラダー型ローパス、ハイパス・フィルター、2基の電圧制御ミキサー、デュアル・アウトプットを備えたMoog伝統のオシレーター、可聴帯域でのモジュレーションも可能なワイドレンジLFO、MIDIインプット、MIDI-CV変換機能、ホワイトノイズ、32パッチ・ポイントのモジュラー・パッチベイを搭載し、幅広い音作りに対応可能。さらに16種類のソースによるアサイナブルCVジャック装備で拡張性に優れ、ステージ、レコーディングを問わずあらゆるシーンで活躍する。


▲パッチングなしでもすぐに音作りが始められるMother-32。32のパッチ・ポイントを装備したパッチベイで高い拡張性を誇る。

製品情報

◆Mother-32 Three-tier Rack Kit
価格:13,000円(税別)
◆Mother-32 Two-tier Rack Stand
価格:10,000円(税別)
◆Moog 60HPEurorack Case
価格:15,000円(税別)
◆Moog 104HP Eurorack Case
価格:18,000円(税別)
◆Mother-32 Patch Cable Set 12"
価格:3,500円(税別)
発売日:2016年7月中旬

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