BUMP OF CHICKEN、初のスタジアムツアー完逐。新曲「アリア」も堂々の初披露

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BUMP OF CHICKENが、4月より行ってきた初のスタジアムツアー<BUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 “BFLY”>のツアーファイナルにあたる神奈川・日産スタジアム2DAYSを7月16日(土)〜17日(日)に開催した。バンドは全身全霊を傾けたその熱演で、2日間で約14万人の観客をたっぷりと酔わせた。

◆BUMP OF CHICKEN ライブ画像

<BUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 “BFLY”>は、全国4都市6公演で約30万人を動員したツアーである。2月10日にリリースされオリコンウィークリーランキング1位を獲得した最新アルバム『Butterflies』のリリースツアーと位置付けられた公演にふさわしく、『Butterflies』からの楽曲を中心としたセットリストを展開した。

今ツアーのために制作されたインストゥルメンタルをBGMに、スクリーンでカウントダウンが終了するというドラマチックなオープニングであったが、それに続いてライブの開幕を告げたのは「Hello,world!」だ。続けて「パレード」の持つ不穏当かつ性急なビートで、フィールドをあっという間にBUMP OF CHICKENの楽曲世界に引きずり込む。



そして、「K」「カルマ」といった代表曲で会場を喜ばせたのちに、藤原基央(Vo/G)の「新しい曲やります、アリアって曲です。聴いてください」という声で、ツアー中にできた新曲「アリア」を演奏。美しくも儚いメロディの新曲を堂々と披露した。



また、フィールド後方に設置されたサブステージでは、アコースティックセットで「孤独の合唱」「ダンデライオン」を優しい音色で奏で、続く「GO」では明るさと物悲しさを併せ持つ曲調によってバンドのスキルを見せつけた。さらに「虹を待つ人」では、BUMP OF CHICKENのライブではおなじみとなったチームラボボール が「Butteflies」ロゴをあしらったバージョンで登場。赤、青、黄、緑とさまざまなパターンで光るチームラボボールと、光るリストバンド「PIXMOB」が共鳴し、スタジアム全景を虹色に染め上げるシーンも。スタジアムのスケールを生かした演出が場内にどよめきを呼んでいた。



ライブ本編は、最新アルバムのリード曲「Butterfly」の特別アレンジバージョンで終了した。また、アンコールの 「天体観測」アウトロでは、色とりどりの花火ののちにひときわ大きな花火が打ち上がった。同時にスクリーンに「BFLY」の文字が映し出され夜空を赤く染め上げ、ツアーの大成功を盛大に祝った。



なお、この日のライブで初披露したTBS系日曜劇場『仰げば尊し』の主題歌である「アリア」が、7月18日(月・祝)22:00よりTOKYO FM/JFN系38曲で放送される『SCHOOL OF LOCK!』で初オンエアされることも決定した。できたての最新曲を聴ける機会を、ファンはお見逃しないように。



Photo by 富永よしえ、古溪一道

【セットリスト】

BUMP OF CHICKEN STADIUM TOUR 2016 “BFLY” FINAL
2016年7月16日(土)〜17日(日) 神奈川県 日産スタジアム

01. Hello,world!
02. パレード
03. K
04. カルマ
05. ファイター
06. 宝石になった日
07. アリア
08. 流星群
09. 大我慢大会
10. 孤独の合唱
11. ダンデライオン
12. GO
13. 車輪の唄
14. supernova
15. ray
16. 虹を待つ人
17. Butterfly
EN01. 天体観測

◆BUMP OF CHICKENオフィシャルサイト
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